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生きる為に必要な物とは?  バットマン/龍騎 ペングィン&インペラー 

「こんばんは〜」
場違いな場所に間の抜けた声が響く...。ここはゴッサムの地下下水道。普通の人間ならば先ず踏みいらない所だ。
理由は2つ。
1つ 当然ながら一般人が立ち入る事が出来ない。市の管理下に有るからだ。それに臭いが強烈過ぎて職員でもマスクが無ければ10分と立っていられない。
2つ ここがゴッサムだから。人の目の届かない場所は何が居るか分からない。好事家が飽きた大型爬虫類ならまだしも、ここはゴッサムなのだ。居るに決まっている...ヴィランが!

「すいませーん、ペンギンさーん」
再び...下水道、からは少し進んだ所。開けた場所だ。
ペタペタ、ペタペタ、ペタペタ...。そこにはいるはずの無い生き物がいた。ペンギンだ..ヨチヨチ、ペタペタ歩いている。
「ホントにペンギンがいるんだなぁ...」
間抜けな声の主は妙な状況にも関わらずのんびりとした感想を口にする。
「ペンギンさーん、オズワルドさーん」
「喧しい!何処のバカだ!?」
怒鳴り声を上げながら降りてきた男は黒のシルクハットに燕尾服を着た小男。手には傘を持ち特徴的な長い鼻...まるでペンギンの嘴の様に尖った鼻を持った男だ。
「ああ、やっと会えましたね〜」
「何だお前は!ワシのアジトに侵入したからには生きて帰れるとは...」
「オズワルドさん、俺を雇いません?」
藪から棒に切り出した男...佐野はそう言って笑顔を浮かべた
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