夏合宿の班打ち合わせを班員の住んでいるマンションの一室で行うとかいう前代未聞のコトが、さも平然と行われているのが果林率いる4班のアソビっつーモンを感じさせヤすね。っつーワケで、今日はタカティ宅での班打ち合わせスわ。星港市内でオートロックのマンションとか、イートコに住んでヤすわ。
 昼食のカルボナーラを食べながら、班の方針だとか、しょーもないことをただうだうだと喋るだけの打ち合わせ。がっつりとした番組のことはメシが終わってからっつーことにはなってヤす。ただ、如何せん四次元胃袋の果林が班長なだけにメシの規模はお察しスわ。まだもー少しかかりヤすね。菜月先輩のデザートもありヤすし。

「夏合宿の打ち合わせって、こんなにフランクな感じなんですね」
「ね。もうちょっとピリピリしてるかと思った」
「ヤ、それはこの班がいい意味で特殊なンすわ。ピリピリすっトコはかーなりヤバくなりヤすからね」
「大体、個人宅で班打ち合わせをするのもまあないしな。しかし、高木はよく部屋を開放したな」
「まあ、俺としては部屋の掃除をする機会になりますし、遅刻の心配がないので気が楽と言えば楽ですね」
「って言うか台所がある方が、食べ物には苦労しないしね。個人宅打ち合わせ最高」
「ま、班長がこんな調子なンでね」