さすがゴッグだ、牛乳飲み過ぎてもなんともないぜ。
08年9月4日 20:24
リンゴは男らしく丸かじりで食べます。べ、別にウサギさんにして欲しいなんて思ってないんだからっ、細長く剥かれた皮を使って縄跳びしてみたいだなんて考えてないんだからねっ!
そんなわけで読み終えました
"文学少女"シリーズ最終巻。感動しました。で、苦手な感想を……ネタばれなのでスペースあけます。
人形トーコのくだりから作者の術中にはまってしまいハラハラものでした。
さいさん叶子が遠子に辛くあたっていた理由は、わざと自分を憎ませることにより遠子の手で殺されたいがため――それが親友結衣に対する唯一の贖罪――かと。
でも遠子を遠ざけていた本当の理由は、失ったものがあまりに大きすぎて誰も愛せなくなってしまったのですね。
自分の娘(遠子)を捧げ、望まぬ子(流人)を産んでまで、叶子が願ったのは結衣の幸せ。
母性を棄ててしまえる程の愛情が叶子にはあったのでしょう。けれどもそれは結衣も同じでした。
“神様、どうかカナちゃんが、この世で一番幸せでありますように。”
もう、この一文に全てが凝縮されていたと思います。
遠子の別れの手紙は涙ものでした。心葉の成長を妨げている自分――逃げ道となっているのを自覚しながら、助けずにはいられない心の葛藤、そして別れの決断に至ったところは涙なくては読めませんでした。
ななせには不憫な結末でした。でも「嫌なら書かなくていい。もうこれ以上傷つかなくていい」というななせの考えでは、決して心葉のプラスに成り得ません。
一見すると心葉のためを思いやっているようですが、相手に対して居心地のいい自分でありたいと願い、相手にも居心地のよさを求めるのは少々自分本位な考え方な気がします。たとえ互いに傷付きたくないにせよ。
やっぱり覚悟の差ですね。
自分も相手も傷つけたくない、ななせ。
ときに自分も相手も傷つけてでも、相手の幸せを願う遠子。
ある意味ななせは自分にも他人にも優しすぎたんだよ。
六年後のシーンでレモンパイ焼いてたのは妹さんでしたね。2ちゃんのスレでもチラホラ予想されてましたが、歩く際の擬音と前巻のレモンパイ繋がりから見事に推察通りでした。一方麻貴×高見沢の予想は大外れだったか。まさか……だとはねぇ。
まあ因果でしょうかね、悠人と蛍の腹違い兄妹。
そうそう、巻末情報ですが文学少女の画集が出るそうですよ。いい歳して何ですがこれは買わないと。
ではこの辺でバトン消化して閉めようかな。
牛乳に相談だ。
【置くだけバトゥン】
さぁ〜よい子の皆!!
毎日牛乳を飲もう!!
┌─┐
/ヽ ̄ヽ
| ̄|  ̄|
| (゚Д゚) カルシウム
|(ノMilk|つ タリテル?
| |  ̄|
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 ̄ ̄ ̄
『ルール』
これを見た人は日記に
↑この牛乳を置くだけ
この牛乳をたくさんの
人達に飲んでもらえる
ようにおもくそ回しま
くりましょう(゚Д゚)w
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