1人暮らし、2050年には44%

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は12日、日本の世帯数の将来推計を発表した。2050年に全5261万世帯の44.3%に当たる2330万世帯が1人暮らしとなり、うち65歳以上の高齢者が半数近くを占める。20年は全体の38.0%が単身世帯だった。50年には未婚率の高い世代が高齢期に入り、身寄りのない高齢者が急増する。

『劇症溶連菌』患者、最多ペース

「溶血性レンサ球菌」(溶連菌)が原因で、手足の急速な壊死や多臓器不全を引き起こす「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者が、過去最多だった昨年を上回るペースで増えている。国立感染症研究所によると、今年は3月24日までに556人の報告があり、昨年の941人の半数を超えた。毒素の量が多く、感染が広がりやすいとされる「M1UK」株の検出も増加。厚生労働省は、手指の消毒など基本的な感染対策の徹底を呼びかける。

マダニ感染症、人から人に感染

国立感染症研究所は19日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の人から人への感染例を、国内で初めて確認したと発表した。

麻疹の世界的流行に注意

はしか(麻疹)が世界的に流行し、国内でも感染が広がる可能性があるとして、武見敬三厚生労働相は8日、ワクチン接種など感染対策に取り組むよう呼びかけた。はしかは感染力が非常に強く、マスクでは予防できない。関西空港着の国際便から複数の感染者が確認されるなど、2月以降、国内での感染確認が相次いでいた。

高速道のトラックの最高速度90キロへ

政府は27日、車両総重量8トン以上の中型・大型トラックの高速道での最高速度を、現行の時速80キロから90キロに引き上げる政令を閣議決定した。人手不足が懸念される「2024年問題」に対応するため、トラック運転手の残業規制が強化される4月1日に施行する。
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