2020/02/19 00:04




怖い系すきなのに、京極夏彦さんの作品はたぶん読んだことなかった。
けっこうぼりゅーみーなイメージで、まさしくその通りだった。いまはちょっと時間もあるしと思って読んでみる

百物語の草双紙から膨らまされたストーリー展開
固定メンバーが幽霊騒ぎを種にして懲悪するっ👿
そういう組み立ては必殺仕事人てかんじ!
メンバーそれぞれのことはまだほとんど謎なんだけど、まだまだ続くみたいだからこれから明かされるのかなぁ
語り口調だったり3人称視点だったり、そういういくつかの視点がまざってさいごに終結するのが伏線回収してるみたいでたのしい〜〜!
さいしょのほうはなんのこっちゃ???って思いながら読んでるんだけど、さいごになるほど〜ってなる!
それにいちいちその章の主題の怪異が絡んでるのがいいっ!◎
どの話もちょっと悲しくなるような終わりかたで、とくに「 芝右衛門狸 」「 柳女 」「 帷子辻 」が人間の業をかんじた…。

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