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おめめ
2018.10.4.Thu 00:24
[絵(創作)]


多分これ読んでも「そうなんだ」って言う感想しか浮かばないと思われます
読んでも得は無いかと思います


以前萌え禿げ事件の時に、思い当たる原因の一つに祖母の事を書きました。
そりゃあ歳も歳だし、仕方がない事なんです
だから先月の上旬に家族みんなで会いにいって、今度は叔母も一緒にまた近々行こうとか考えていたのですが
先月末に祖母が帰らぬ人になってしまいました。
老衰で、呼吸が難しくなった末だそうです。
ただ苦しむ時間はとても短かったんじゃないか、と医師の方は言ってました。
それは本当に良かった事で、あちこち痛かったり、視力がほぼ見えない状態からもようやく楽になれたんだな…と。

その日は母がその知らせと共に早朝に目覚め、しばらく放心状態でした。それからなんとも言えない感情がぐるぐるしてて、どこか違う世界のお話のように感じてて
施設に向かってまだ微かに温もりが残っている祖母に会った途端に一気に現実なんだと実感しました。
でも思ったほど悲しめない自分がいて、それが自分でも不思議でならなかったんです。

それから色々と手続きと葬式の日取りを決め準備をする日を過ごしている時、ふと思ったんです。

亡くなったその日はもう気が動転していたようで、思い出せなかったんですが、確かにその日夢の中で笑顔の祖母と楽しい会話をする夢を見たんです。
会話の内容は全然覚えて無く、ただひたすら楽しく幸せな空間だったのを覚えています。
だから思ったよりも悲しまなかったのかはわからないのですが、とにかく今は楽になれてよかったね。と言う気持ちでいっぱいです。
死は次への道標と言う創作世界の一つの設定があるんですが、簡単に言えばその世界では自然死は尊ばれていて、悲しむ事じゃないんです。新しい楽園のような場所へと向かうための一歩と言う考え
その設定は私も気に入ってて、自分でもいつの間にか信じていたのかもしれません。

だからきっと祖母も新しい世界へ向かって旅立ったのだと思ってます。そのほんの最後のわずかな時間を使って、私の夢の中で幸せを語らっててくれたんだと思います

ただほんと、母から聞かされてた私の祖父(30年も前に亡くなってて、知らない)が酒乱でとてもひどい人だったらしく(夜逃げしょっちゅうしてたらしい)
祖母も苦労してたらしく、できれば穏やかな、お酒の入ってない祖父と再会できていればな…と願います(^^;

母叔母曰く「祖父は地獄にいるよ」だとうですけど(笑)

当初こそ気持ちがぐちゃぐちゃでしたが
今はお骨なんですが、家に祖母が帰ってきてくれたって事が私も嬉しくて、無駄にお菓子をお供えしちゃってます。まぁ父に勝手に食べられないようにお供えすると言う別名お菓子避難所なんですけどね←

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