スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

一週間前の自分

午後のクラスがやっぱりちょっと合わないと感じたので、同じレベルで違うクラスにしてもらえないかとお願いしたところ、今日から午後のクラスが変わった。
カナダ出身の先生というのはちょっとだけひっかるけど、ついていけないよりは遥かにいい。

授業を終えて、さて今日は何をしようかでも勉強もしなきゃなと思いつつ、人でごった返す学校の正面玄関でぼーっとしていたら、ある男の人が日本語で話しかけてきてくれた。彼はYさんという人で、昨日ブライトンに着いたばかりらしい。
これも何かの縁なのでご一緒にお茶でもという話になり、スタバで色んなお話しをしました。私と同じ年代で出身は隣の県ということがわかり、Yさんに一気に親近感。
彼は会社の研修でブライトンに来ており、まだまだ外国にいる実感がわかないという。で、日本人っぽい私を見つけて勇気を出して声を掛けてくれたそう。
時間が経つにつれ、彼の表情は柔らかくなっていきました。
ああ一週間前の私も勇気を出して日本人グループに声をかけたなと思いつつ、長い一週間に思いを馳せました。

急いては事をし損じる

いつ慣れるんだろう?

ここに来て一週間が経ちましたが、未だにブライトンには慣れません。
朝はバス停のベンチに座っていたらスルーされて(理由は不明)遅刻しましたし、相変わらず午後の授業にはついていけなくてクラスを変えてもらおうかとすら思っています。
でも、悪いことばかりではありません。
滞在延長をお願いする手紙を半日かけて書き上げ、ホストマザーに渡したら、めちゃくちゃ喜んで了承くれました。着物を着てみたら、リンが喜んでアオザイ姿を見せてくれました。アッキーナは、私を心配して街に出る時いつも手を握ってくれます。午前のクラスのみんなとはまあまあうまくやっていけています。

日本人の先輩生徒曰く、慣れるには2週間〜1ヶ月かかるそうで、だいぶ個人差があるみたいです。3ヶ月すれば先生の言っていることも大体理解できるようになるとか。
3ヶ月かぁ…長いな…

不和

始めての週末。
私は溜まった洗濯物を洗う。白い洗濯物は手洗いで、脱水は脱水機にかけなければいけない。洗濯物は外に干すように言われたが、下着類はさすがに恥ずかしい。だから自分の部屋に干そうとしたところ、ホストマザーとばったり会った。あ、もしかしてダメかな…と思って覚悟していても何も言われない。様子がおかしい。
どうやら、ちょっとした揉め事がったようだ。
人様の家の事情には立ち入っていけない。それが日本では(あくまで日本では)暗黙の了解。
様子を見てみるが、あまり収まる気配がない。

実は前日、私はアッキーナにスーパーに連れて行ってもらい、野菜と魚貝類を購入していた。いい加減、野菜に飢えていたし、みんなにいつものせめてものお返しに日本食を振る舞いたかったからだ。
メニューはシーフードカレーとグリーンサラダ。
基本夕食はワンディッシュなので少しさみしいがそれに従う。
一応、オリに許可をもらいっていたので、家が落ち着いた頃に調理開始。下ごしらえをしているとオリがひょっこりやってきた。ちょっと表情が硬い。恐る恐る、
「大丈夫?」
と聞いてみると、
「大丈夫。こんなことみんな経験してるさ…」
と、明らかに強がっているご様子。
ジャパニーズカレーは受けたみたいだ(よかった)が、ホストマザーはその日、夕食に姿を現さず、小皿に盛り付けたサラダと鍋に残ったカレーが彼女を待っていた。

フリーダムすぎてついていけない

アフタヌーンクラスはフリーダム。
サウジアラビア系4人、中近東1人、ブラジリアン1人、インド系?1人、韓国人1人、我らが日本人2人で、白人なしの黒人勢強し。しかも女性はたった3人。午後の授業は午前より人気がなくて(だってみんな遊びたいから!)授業料が安いからか、午前のクラスと比べて……そう、アカデミックな感じが少ない。

昨日の話。
教室に入った途端、先生がこう言った。「ヒロ。今日は移動しますよ○×△◇○×○(わからない)」
火曜日から「木曜日はパビリオンに行きますよ!」と言われていたので、皆でお喋りかぁ。アフタヌーンクラスの女の子ともそろそろ仲良くなりたかったんだよね!とwktkしていたんですが。
移動したは別の教室で、??を浮かべていたら、普通に授業をしだした。なんで? 晴れてるのに。しかも授業早いし全くついていけない。

そして、先生が衝撃を下した。
「じゃあ今からパビリオンに行って、人々にアンケートをとってきてください!」
「!!!!?????」
無理無理絶対無理!!
何の心の準備もなしに絶対無理ですから!(きっと先生は前以て言ってくれてたけど聞き取れなかたんだ。たぶんきっと)
初対面のネイティブに突然インタビューなんて、日本人にはハードルが高すぎる!
しかももう一人の日本人が今日に限っていない。

無理無理と首を降ってみても「心配しないで!問題ないよ!」って言われるけど、何の根拠に基づいているんだよ……
結局、寛いでる現地人にどもりながら話しかけ、でもぜんぜん通じなくてペアの男の子達がほどんどやってくれた。
切腹したい。

イギリスのホームステイ事情

アコモデーション(滞在先)には大きく分けて3つのパターンがある。ホームステイ・寮・アパートシェア だいたいの生徒がこれらに当てはまる。一番多いのはもちろんHSだ。
生きた英語だけじゃなく、日常(学生にとっては非日常)生活に触れるのも勉強のうち。
ホームメイトのリンについてはこの前話したとおり。いつも忙しそうな生活を送っているけれど、もう一人ホームメイトがいる。年上のお姉さんで大学准教授(!?)のアッキーナだ。

アッキーナはとっても優しく本当に親切。どれくらい優しいかと言うと、学校初日に、学校に向かうバスへ一緒に乗って案内してくれた。あとで知った話だが、彼女は私と同じ学校にいてすでに修了していたらしい。つまり、学校に行く必要がなかったわけで、片道30分もかかるバスにほぼ初対面の物分りの悪い外国人と一緒に乗って、説明してくれたというわけだ。
今日なんて、一緒に銀行に行って口座を作ったり、バスの定期を買ったりするを手伝ってくれた。
私が男だったらとっくに惚れている。

ホストマザーはちょっと決まりごとには細かいけど、私のペースに合わせてたくさん会話してくれるし、聞けば何でも教えてくれるし、たくさんアドバイスくれる。庭いじりが好きな、よく笑ういい人だ。

日本人の友達は、ハウスメイトががひどすぎてストレスで喘息になったとか、ホストファミリーが全然しゃべってくれないとか色々あったみたいだ。イギリスのホストファミリーはビジネスライクで、家族扱いは求めてはいけない。どんなファミリーがあたるかは運次第。

私は本当にいいホストファミリーに出会えてラッキーだったと思う。

明日はお礼の手紙を書いてみよう。
明後日はファミリーに少しでもお返しがしたいからプレゼントを買いに行こう。(オリは男の子だから何が喜ぶかわからないけど)
明々後日には、学校に滞在延長をお願いしてみよう……。