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散歩したら大変なことになった!

週末。
どこにもいかずのほほんとお庭を散歩してた私ですが、散歩してたらとんでもないものを見つけてしまいました。
小鳥の雛です。
巣から落ちたのかと思いましたが見つけたのはレンガの階段の上で、近くに木はありません。しかもよく見るとどうやら歩き方がおかしい。
近くで芝生を刈っていたオリをすぐ呼び、異変に気づいた彼は雛を捕まえてホストマザーに知らせました。どうやら、首に怪我をしているようです。

実は私は小鳥を飼っており(日本においてきましたが)、小鳥には並々ならぬ愛情を注いでおります。なのでその痛々しい姿がどうも耐えられず、ホストマザーにお金を払ってもいいから助けられないかとお願いすると、ホストマザーも元より助けるつもりだったらしくあっさりOKが出ました。なんでも、以前に何度もこうゆうことがあったとか。
消毒綿や接着剤(!?)を使って手際良く処置していくホストマザーに圧倒されました。
最初は人間に処置されているにもかかわらず暴れもしなくとても心配でしたが、今、小鳥は私の部屋でハエの死体を食べています。
良くなることを本当に祈っています。

語学学校の先生事情

いよいよ本格的に勉強しなきゃやばいと思い始め、長い間休みっぱなしにしてすみませんでした。

今日はちょっと衝撃だったエピソードも含め、語学学校の先生についてお話ししたいと思います。
ブライトンには沢山の語学学校が存在していますけど、私が選んだのは老舗に分類されるSカレッジです。ちょっと学費が高めだけどリピーター率も高く、日本人が少なめなのが決め手でした。高い学費にもかかわらず、リピーター率が高いってことはそれだけいい学校である証明でもあると勝手に思っています。で、日本人が少なめを狙ったのは日本語ばかりしゃべてたら本末転倒だからです。

私の担任はT先生で、その他にP先生、午後クラスのL先生が英語を教えてくれています。
ブロンドの短髪がチャーミングなT先生は、いつもニコニコわかりやすく解説してくれて、授業もゲームと取り入れたりして退屈しないよう工夫がなされています。でも、彼女は先週、サクッと一週間のお休みをとってしまい、他校から代わりの先生がくることになりました。D先生という、若い男の人です。そのD先生の授業は…熱意は伝わってくるんですが、私たちが何を難しく思い、どんなことなら出来るのか、しっかり見極めが出来ていない感じがしました。やはりT先生の授業の方が好きです。
午後クラスの先生は、この間の記事に書いたカナダ人の先生はビザの関係で国に帰り、L先生というおっとりした感じの年配の先生になりました。L先生の授業はスピーキング重視で色々勉強になる。でも、やっぱり英国人。礼節には厳しく、遅れてきた生徒には次はないと叱ったり、母国語で話す生徒に注意したりする(日本からしても当然だけど、ルーズな生徒は沢山いる)。
P先生は、すらっとした長身痩躯で髪をビシッと決めた、インテリです!という感じの男の先生。オリとはまた種類の違うイングリッシュジェントルマンです。生徒が「P(基本的にファーストネームで呼び捨て)、質問があります」と手をあげると、生徒の隣の ’机 ’に颯爽と近付いて
腰掛け、足を組んで「なんでしょう?」。
スイス人のJは、彼の授業は退屈で好きじゃないって言ってましたが…まあ確かに教科書通りだけどちゃんと理解できるし、ちょっとキザっぽいけどイケメンだから許そうというのが個人的なP先生への印象でしたが、さて、そんなP先生のイメージを崩壊させる出来事が金曜日にありました。
P先生がきた途端いきなり教室を変えると言って電子黒板のある教室に移動したかと思いきや、電子黒板を使って発音の授業を始めました。発音は英語を学ぶ上で重要だから、P先生が発音の授業をしても何の不思議もない。
でも…例えばちびまる子ちゃんの花輪君をP先生として想像して欲しい。花輪君がが「シィーィプ」「シッ!プ」「ヘィアァ」とちょっと顔を歪めてゆっくり発音しているのを想像するだけで笑えないだろうか?
金曜日のこれが終わったら週末に突入という、ちょっぴり浮かれた授業のことでした。

ジャパリングリッシュ(造語)

今日はバンクホリデー!いわゆる祝日です。何の日か知らないけど、休みなのは有難い。
そんなおめでたい日なのですが、うちはみんなして冴えない表情をしています。
ひとつは、私とリンが宿題を貯めてしまっていて一日がかりでしなかればいけないこと。オリとホストマザーも庭仕事で忙しい。
ふたつめ。最大要因。明日、アッキーナが母国へ帰ってしまうこと。一応、彼女は大学進学のため戻ってくる予定ですが、ビザというものはどうにもならず、一旦自国に帰らなければならないのです。今生の別れというわけではないけれど、この長い二週間を支えてくれた友達がいなくなってしまうのは寂しいです。
私の英語もまだまだなので、明日、別れ際なんと言えばいのかさえ分かりません。だからカードを書こうと一旦日本語で文章を書き、その後辞書や本を駆使し訳して英文を完成させたのですが、さてそれが合っているのかどうかはさっぱりです。言いたいことが一字一句違わず全部載ってる本などあるはずがなので、大体が似ている文章を所々変えた応用になります。その応用が合っているかどうかが重要です。
そんなときはネイティブであるホストファミリーに添削を頼むのが一番なのですが、オリは体調が悪いらしく(さっきまでカレー食べてたじゃないか)、ホストマザーにお願いしました。
どれだけ合っているかについてはコメントを差し控えさせていただきたいのですが、ホストマザー曰く「テリボー」「言いたいことは分かるけど…」「日本語から英語に訳すからこうなるのよ…」「これはジャパリングリッシュね」
とのこと。とっさに造語まで作ってしまう出来だったようです。
まあでも英語よくなっていってるよって褒めてくれました。私はそんな自覚ないんですが嬉しいです。
ところで、宿題ほとんどやってないんですがどうしましょう…

日本人留学生の心構え事情

毎日色んなことがありすぎて、何を記事にしていいか迷いますが、これから留学する方に向けて、今日は日本人の傾向について私なりに気づいたことを書いていこうと思います。
まず、勤勉であること。これは非常に先生の受けがいいです。宿題をやってくるとか、勉強用のちょっとした本を持ち歩いているだけですごく褒められます。

次に、シャイであること。私は未だに間違った英語を喋るのが怖いし、当てられると間違ったらどうしようとどもってしまいます。他の生徒は間違った文法でも平気で喋るのに、日本人勢は授業でもなかなか発言できません。

最後に、遠慮がちであること。謙虚なのは褒められますが、遠慮は好かれません。人様の家にお邪魔するからといって遠慮ばかりしていたら、ホストマザーからもっとリラックスしなさいって言われました。

私の場合、どちらかというとマイナス思考なので、人が英語で勢いよく喋っていたら(こちらでは勢いよく喋るのは至って普通だが)たとえ理解できても怒られているんじゃないかと勘違いして、オロオロして困らせてしまう。

そんなことにならないように、留学前にある程度の心構えをしておくことが大切だと思います。

イギリスの語学学校お友達事情

当然だが、語学学校には様々な国籍の人が在籍している。
アラビック系(男性が殆ど)、トルキッシュ、スイス、韓国人、台湾人、イタリアン、ブラジリアン、スロバキアン、日本人…などなど。
ここに来てはじめてわかったことだが、他国の女性はとても逞しい。受付と食堂はイタリア人スタッフがいて、忙しい時でも我を貫き通す。クラスメイトのブラジリアンや韓国人は、一時期日本人と結婚したくて日本語を勉強し、片言の日本語なら喋ることができる。(嬉しい事だけど、日本は過度に信用されすぎていると思う)

昨日の話。午後のクラスメイトである台湾人のBちゃんと一緒に放課後、街に繰り出した。
もちろん二人とも母国語が違い、英語もまだ上手くないので辞書を使いつつ意思疎通する。Bちゃんは私よりもブライトンに詳しくなくて、道も店もほとんど知らないそう。嬉しそうに「ここ昨日連れてってもらったんだけど安いんだよ〜」と99pショップ(150円均一)で買い物してる。99pショップは安いものは安いがそうでないものもある。なので、アッキーナに教えてもらったスーパーマーケットに連れて行った。スーパーはいつだって庶民の味方。
Bちゃんはスーパーに入った途端、目を輝かせた。
Bちゃん「え、安い!パン一袋1ポンドしないの!?イチゴ1パック1ポンド!?えええええぇぇぇ!?あ、ヒロは何買うの?」
私「豆乳と明日のランチだよ。Bちゃんは買い物楽しんで!」

Bちゃん「ティラミス買おうかな。でも美味しいかな…?」
私「イタリアの国旗ついてるから美味しいかな…?あ、これ、2 for2,5ポンドだよ」
Bちゃん「???」
私「えっと…例えば、Bちゃんがこれ一つ買うと1,7ポンドだけど、このあたりのものもう一つ買うと2,5ポンドになるよ」
Bちゃん「……( ゚д゚)ポカーン」
私「わかった?」
Bちゃん「 ベリチ━━Σp(゚Д゚qo)━━プ!!」
私「!?」

私「ちょっと待って!パンそんなに買い込んで全部食べれるの?」
Bちゃん「でもこれ2for1ポンドだし…」
私「明日も学校なんだから明日買いなよ。ね?」
Bちゃん「(渋々パンを戻す)」

Bちゃんとのお買い物は(主にBちゃんが)面白かった。外国の人は強い人ばかりだと思ってたけどこんな子もいるんだなと実感した日でした。
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