イギリスの語学学校お友達事情

当然だが、語学学校には様々な国籍の人が在籍している。
アラビック系(男性が殆ど)、トルキッシュ、スイス、韓国人、台湾人、イタリアン、ブラジリアン、スロバキアン、日本人…などなど。
ここに来てはじめてわかったことだが、他国の女性はとても逞しい。受付と食堂はイタリア人スタッフがいて、忙しい時でも我を貫き通す。クラスメイトのブラジリアンや韓国人は、一時期日本人と結婚したくて日本語を勉強し、片言の日本語なら喋ることができる。(嬉しい事だけど、日本は過度に信用されすぎていると思う)

昨日の話。午後のクラスメイトである台湾人のBちゃんと一緒に放課後、街に繰り出した。
もちろん二人とも母国語が違い、英語もまだ上手くないので辞書を使いつつ意思疎通する。Bちゃんは私よりもブライトンに詳しくなくて、道も店もほとんど知らないそう。嬉しそうに「ここ昨日連れてってもらったんだけど安いんだよ〜」と99pショップ(150円均一)で買い物してる。99pショップは安いものは安いがそうでないものもある。なので、アッキーナに教えてもらったスーパーマーケットに連れて行った。スーパーはいつだって庶民の味方。
Bちゃんはスーパーに入った途端、目を輝かせた。
Bちゃん「え、安い!パン一袋1ポンドしないの!?イチゴ1パック1ポンド!?えええええぇぇぇ!?あ、ヒロは何買うの?」
私「豆乳と明日のランチだよ。Bちゃんは買い物楽しんで!」

Bちゃん「ティラミス買おうかな。でも美味しいかな…?」
私「イタリアの国旗ついてるから美味しいかな…?あ、これ、2 for2,5ポンドだよ」
Bちゃん「???」
私「えっと…例えば、Bちゃんがこれ一つ買うと1,7ポンドだけど、このあたりのものもう一つ買うと2,5ポンドになるよ」
Bちゃん「……( ゚д゚)ポカーン」
私「わかった?」
Bちゃん「 ベリチ━━Σp(゚Д゚qo)━━プ!!」
私「!?」

私「ちょっと待って!パンそんなに買い込んで全部食べれるの?」
Bちゃん「でもこれ2for1ポンドだし…」
私「明日も学校なんだから明日買いなよ。ね?」
Bちゃん「(渋々パンを戻す)」

Bちゃんとのお買い物は(主にBちゃんが)面白かった。外国の人は強い人ばかりだと思ってたけどこんな子もいるんだなと実感した日でした。