語学学校の先生事情

いよいよ本格的に勉強しなきゃやばいと思い始め、長い間休みっぱなしにしてすみませんでした。

今日はちょっと衝撃だったエピソードも含め、語学学校の先生についてお話ししたいと思います。
ブライトンには沢山の語学学校が存在していますけど、私が選んだのは老舗に分類されるSカレッジです。ちょっと学費が高めだけどリピーター率も高く、日本人が少なめなのが決め手でした。高い学費にもかかわらず、リピーター率が高いってことはそれだけいい学校である証明でもあると勝手に思っています。で、日本人が少なめを狙ったのは日本語ばかりしゃべてたら本末転倒だからです。

私の担任はT先生で、その他にP先生、午後クラスのL先生が英語を教えてくれています。
ブロンドの短髪がチャーミングなT先生は、いつもニコニコわかりやすく解説してくれて、授業もゲームと取り入れたりして退屈しないよう工夫がなされています。でも、彼女は先週、サクッと一週間のお休みをとってしまい、他校から代わりの先生がくることになりました。D先生という、若い男の人です。そのD先生の授業は…熱意は伝わってくるんですが、私たちが何を難しく思い、どんなことなら出来るのか、しっかり見極めが出来ていない感じがしました。やはりT先生の授業の方が好きです。
午後クラスの先生は、この間の記事に書いたカナダ人の先生はビザの関係で国に帰り、L先生というおっとりした感じの年配の先生になりました。L先生の授業はスピーキング重視で色々勉強になる。でも、やっぱり英国人。礼節には厳しく、遅れてきた生徒には次はないと叱ったり、母国語で話す生徒に注意したりする(日本からしても当然だけど、ルーズな生徒は沢山いる)。
P先生は、すらっとした長身痩躯で髪をビシッと決めた、インテリです!という感じの男の先生。オリとはまた種類の違うイングリッシュジェントルマンです。生徒が「P(基本的にファーストネームで呼び捨て)、質問があります」と手をあげると、生徒の隣の ’机 ’に颯爽と近付いて
腰掛け、足を組んで「なんでしょう?」。
スイス人のJは、彼の授業は退屈で好きじゃないって言ってましたが…まあ確かに教科書通りだけどちゃんと理解できるし、ちょっとキザっぽいけどイケメンだから許そうというのが個人的なP先生への印象でしたが、さて、そんなP先生のイメージを崩壊させる出来事が金曜日にありました。
P先生がきた途端いきなり教室を変えると言って電子黒板のある教室に移動したかと思いきや、電子黒板を使って発音の授業を始めました。発音は英語を学ぶ上で重要だから、P先生が発音の授業をしても何の不思議もない。
でも…例えばちびまる子ちゃんの花輪君をP先生として想像して欲しい。花輪君がが「シィーィプ」「シッ!プ」「ヘィアァ」とちょっと顔を歪めてゆっくり発音しているのを想像するだけで笑えないだろうか?
金曜日のこれが終わったら週末に突入という、ちょっぴり浮かれた授業のことでした。