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新年も1月4日となり、各テレビ局のニュース番組は本日より通常の放送 新年から新しいメインキャスターを配したものもあり、本来ならば新たな体制での始まりという事で、笑顔いっぱいに「明けましておめでとうございます」と新年の挨拶から新鮮な雰囲気で入るものだが、能登半島地震の被災地への配慮から、それはどの局も止めている 「おめでとうございます」と言わないことは、各テレビ局 全体で取り決められ どの番組でも統一されているのだろう 個人間の挨拶ではなく、社会全体に発信されているものなのだから、甚大な被害の現状を考えれば当然の配慮である 二十代の初々しい女性アナウンサーも男性アナウンサーも、へらへらと笑顔から入らず 緊張した面持ちで新年の挨拶をしているのは立派だった 彼等もこうして、社会人としての,何かを伝える側にいるということが どういう事なのかを学んで行くのだろう 近年の新人アナウンサーは、女性も男性も「顔」の良さで採用されているのは間違いなく、タレントのような仕事もさせられるところから、その傾向は昔より顕著になった だがしかし、メインキャスターまで務められる人となると、結局生き残っているのは、最低でも噛まずにきちんとニュースを読める能力を持った人であり、更に上に登れるアナウンサーは、機を見て 自分の意見をきちんと発言できるだけの頭脳を有した人なのである ニュースキャスターというのは、本来 一つ一つのその日のニュースに自分なりの論評を加えられる人のことを指し、ただニュースを読む人のことではない 余談になるが‥ 毎日 公の電波に自分の顔を晒さなければならないというのは、その手入れも含め 本当に大変な事だろうね |