限られた時間 
10/08/12 01:10(0)


話題:生命・死について…


苦手な人はリターンを。








あとどれくらい生きていられるかなんて、誰にもわからないことで。
人生なんてまだまだだと思っていたのに、もう19年も生きている自分がいて。
たった19年だと言われるかも知れないけれど、けして短くない19年があっという間過ぎていた。
老けて老いた両親と祖父母が側に居た。


あたしの人生はあとどれくらいなんだろうか。
身の回りの大切な人達と過ごせるのはいつまでなんだろうか。
…彼と居られる時間はどれくらいなんだろうか。
そんなことを考えていたら寂しくて怖くなった。


命が終わるのは自然の摂理で当たり前のことで。
いつまでも続けばいいだなんて叶うことのないことを願ったりして…


健康で生きていたって、いつ終わるかなんて誰にもわからないし。


あっという間に人生を終えてしまうのかと思ってしまうと怖くて仕方なくなった。


こんなことを、考えるのは無意味なことなのかもしれない。


生きて、死ぬことはもう決まっていることなのだもの。


彼はあたしより9歳も上だから、年功序列で言うと先にいなくなってしまうんだなって…
そんなことを考えてどうしようもなく寂しくなった。


彼と少しでも長く生きたい。少しでも長く一緒にいたい。


でも、彼を選ぶと家族といる時間を減らすのだ。


そんなどうしようもないことを考えて、命が儚くて大切にしなくてはいけないもので。
こんなことを考えられるほど、あたしは幸せなんだって気がついた。


…命を大切だと思えるほど、幸せなんだと気がついた。


死があるから、命を大切にできる。死があるから、愛せるのだ。


そんな言葉をどこかで聞いたことがあるけれど、本当にそのとおりだと思った。




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-エムブロ-