今晩和、けんこーです。
とめこさんを送り届け、顔を洗って一息ついたらこんな時間です。
明日も仕事……(´・ω・`)
閑話休題(ソレハサテオキ)。
話題:最近観た映画です。
大分間が空いてしまいましたが、先日映画を観て參りました。
「二流小説家 シリアリスト」です。
相変わらずだらっとした感想は続きより。
ネタバレ含みますので、閲覧にはご注意くださいませ。
ではでは。
「二流小説家 シリアリスト」です。
勿論原作は未読、ちらっと調べたらレビューは低めでしたので、余り見ないようにして突撃です。
いいのです。
駄作だとしても。
だって手前は
武 田 真 治 を 観 に ゆ く だ け だ か ら !
一点の曇りも御座いませぬ。
ヘルタースケルターと同じです。
と、期待値零(だって元々洋書のミステリを日本で実写化ですし)で鑑賞致しました。
結果………個人的には嫌いでは無いです。
しかし駄目な点が多い(笑)。
・犯行が鮮やか過ぎる。
鮮やか過ぎる、と書くと素晴らしいですが
「いやいやいや!無理だよ!迅速過ぎるよ!昼間だよ!抵抗とかされないの!?」
と云う感じ。
死体を運んで來たヨ\(^o^)/!と云われた方がしっくりくる程に迅速(笑)。
・恐らく原作ではきちんと意味が有る立ち位置なのでしょうが……ミスリードキャラが露骨にミスリードをして來ます。
そしてミスリードしかして居ない。不思議です。
・主人公が1人に成ると狙撃されるのは、邦画にとって無理強いだと思ふの。
否、どんぱち映画は有りますし、黒幕が云々も有るから狙撃自体はよいのですが……一般人がいきなり拳銃構えだすのは日本じゃ無い。
矢張り洋書だからこその展開でしょうか。
・戸籍云々して弁護士には成れないと思ふの(´・ω・`)
・ご都合主義が過ぎますよ。何かもう……全体的にご都合主義が過ぎますよ!
・ラストの謎解き……コナ●か!金田●か!
・製作者は観客を欺く氣が無いと思ふの(´・ω・`)
沢山有り過ぎて忘れましたが、インパクト大な駄目ポイントはこんなところです。
特に最後は駄目でしょう!
だって意外性零だもの!
「あなたも必ず騙される」的なキャッチコピー付けておいて!
騙す騙す詐欺だよ!
と、云う訳でヒトサマにオススメは出來ません(笑)。
只、前述通り個人的には嫌いぢゃあ無いです。
先ず武田真治さんが素敵だから。
男前なのにネジが飛んでる役しか観ない昨今ですが、それが似合うんです、矢ッ張り。
彼って「ストイックさ」に起因する狂氣や色氣が出せる、稀有な方だと思います。
だから「怪演」と云うよりもっと地に足の付いたオカシさですし、その樣がストイックに見えますし、何より色氣があると。
そう云った意味では「武田真治を観に往った」手前からすれば満足です(笑)。
高橋恵子さんは矢ッ張りお美しいマダムですし。
美しいだけでも充分なのに、加えてあの存在感!ですし。
片瀬那奈さんもお奇麗です。
結末や謎解きはサテ置いて、冴えない主人公がどんどんと危ない世界に巻き込まれてゆく感じは好きです。
前半の冗長節も嫌いじゃあ無いです。ハラハラも出來ますよ〜。
あとは絵が好きでした。
何故か「変態村」を思い出しました。
撮り方かな?色彩かな?それがヨーロッパ映画っぽかったのかもしれません。
ラストシーンとか、良いですよね。
余り覚えて居ませぬが、音楽もピリッと効いて居たように思います。
この原作を日本でやったのがちょっと違うのかな、と云う違和感は拭えませんが、武田真治さんは素敵です(結論)。
おしまい。