不健康ランド

話題:最近観た映画







水曜日は、氣に成って居た矢口監督の「WOOD JOB！神去なあなあ日常」を滑り込み鑑賞して參りました。
林業には惹かれませぬが、山には大変惹かれます。
そして矢口監督には然程惹かれませぬ←
一等観たかったのは、他ならぬ染谷将太くんです。
彼を観にゆきました。
……云う迄も無く「あわよくば優香さんのおっぱいと長澤さまの脚……」とも思った訳ですが、こちらは最早特筆する程でも無い標準装備です(堂々)。



話を染谷将太くんに戻しますと、「悪の教典」で成長後の彼を初めてまざまざと観た手前。
そこで「動いて喋る染谷将太」の可愛さにずっきゅんと撃ち抜かれた次第です。

…………

まどろっこしい云い方が思い浮かばないので率直に申し上げますと

「うわぁ！全く女顔じゃないし女らしさも無ェのに、すっげぇ美少女！動いて喋る染谷将太、まじ天然美少女の影が見える！！すげぇ奇跡！うわぁ！笑顔まじ美少女!!!!」

―――と、云う……ね？
もっさい彼の何が美少女に見えるのか、自分でも皆目不明なのですが、しかし特に笑顔なんてすっぴん天然美少女にしか見えず、架空の天然美少女に撃ち抜かれた状態を患ってしまったのです。
詰まり染谷将太を通して天然美少女を観にゆきました。
結局それか。
期待を裏切らないけんこーのがっかりさったら無い。




そんな訳で、主演の彼は矢張り大変可愛かったです。
笑顔が反則的に可愛い。
伊達に輝かんばかりの美幼児だった訳では無い。
ちゃらーい都会っコもナチュラルにハマっておりました。
が、実は総じてキャストがはまり役な映画でして、作品自体が凄く肌馴染みの好い作りでした。
ストーリィ自体は(小説が原作ですから)上澄みを掬ったようなライトな作りで、感動も笑いもライト。
また〜っとした作風です。
しかし地味ながらもロケ映像は大変素敵で、山好きはとてもわくわく致しました。
舞台の神去村が山の中の小さな村、と云うことで、山への信仰(と、愛)の在り方も楽しかったです。
山には神を感じる身ですから、余計感じ入るモノがあったのかもしれませぬ。



以下箇条書き。



・伊藤英明さんの体力精力有り余って居る、粗野でアホな野生児っぷりが見事(笑)！
・そんな伊藤さんの奥様役には優香さん。
受胎待ち夫婦な設定でしたが、伊藤さんと優香さんの組み合わせだったら、ポンポン孕みそうなのにな、と思いました(何だそれ)。
・マキタスポーツさんは矢張り役者さん向き。
・長澤さまにバイクは似合うと氣付いた水曜日。
・祭の基本は矢張りこうであるべきだと思った水曜日。
・山も木も凄い。本当に神を感じて圧倒されます。匂いがしてきそうでした。
・山の上から降りてくる白い靄は「神おろし」って云うんですね。素敵だなぁ。



手前自身、そこそこな田舎に住んで居りますので、田舎あるあるが沢山有りました。
田舎の繋がりとかしがらみって、本当に理屈じゃないですよね。
詳細は省きますが、そう云うモノが好きな人と嫌いな人、身に覚えがある人と無い人、とで少し見え方が変わる作品かなぁ、とも思います。
手前はフラッシュバックして氣分が惡く成りました。
が、勿論それは映画の所為では御座いませぬ(笑)。




役者陣と山の神々しさくらいしか特筆すべき事は無いですが、森林浴をしたような清々しさは残る映画でした。





あ、優香さんと長澤さまの脚は不発に終わりました。






染谷話で結局長く成ってしまいましたが、おしまい！