菅田将暉と小松菜奈が出演するライフスタイル提案型ブランド【niko and ...】の、であうにあうMOVIE 2018年第2弾『カケル』が9/6より公開された。
◎であうにあうMOVIE『カケル』ストーリー
駆け出しの漫画原作者・高木(菅田将暉)と、同じく駆け出しの漫画作画家・春野(小松菜奈)。初めての打合せで、春野の画が魂から描かれたものではないと感じた高木は、春野の本気を引き出すために、驚きの行動に出る。お互いをさらけ出し、才能を刺激し合うことで、熱い思いのこもった最高の漫画をふたりで作り上げていく。
最初はお互いにぶつかり合っているふたりが、ストーリーが進むにつれて、お互いに理解しあい、ふたりだからこそ作れる最高の作品を作り上げていく、まさに“であうにあう”の思想を表現したストーリーとなっている。
今年3月には、静かな一軒のカフェを舞台に展開された、であうにあうMOVIE[君とノートとコーヒーと]が公開され話題になったが、今回公開された第2弾は、菅田将暉演じる駆け出しの漫画原作者・高木と、小松菜奈演じる同じく駆け出しの漫画作画家・春野が、お互いをさらけ出し才能を刺激し合うことで、熱い思いのこもった最高の漫画を作り上げるというストーリー。本作のタイトル『カケル』は、高木が原作を「書ける」、春野が漫画を「描ける」、筆が「駆ける」、漫画主人公が「翔ける」、そして高木と春野の異なる個性の掛け算「×」といった、様々な『カケル』のシーンがあることから付けられた。
2018年の春からブランドアンバサダーを務めている2人は、撮影スタッフとも顔なじみの様子で、撮影は和やかにスタートしたが、納得のいくまで台詞のニュアンスを監督と相談するなど、真剣さが伝わる程良い緊張感もあったという。屋上での撮影では、小松サンが菅田君に手渡した原稿が風で舞ってしまうハプニングも起こったが、菅田君がすかさず俊敏にキャッチ。思わず笑ってしまう2人の自然な笑顔は、そのまま本編に使用されたとのこと。
現在、撮影風景や菅田と小松のインタビューを収めたメイキング映像もYouTubeにて公開中。なお、楽曲は前作に引き続き、桜井和寿(Mr.Children)とGAKU-MCによるユニット・ウカスカジー“Anniversary”で、高木と春野、それぞれにスポットを当てた複数種類あるTVCMも9/6よりオンエアとなる。
▽菅田将暉・小松菜奈インタビュー
Q.撮影の感想を教えてください。
小松:最初緊張しちゃって……。緊張してるのわかった?(菅田に訊く)
菅田:うん。でも僕も緊張しましたよ。
小松:今までと違う短編映画みたいな、空気・撮り方だったので「この作品どうなっていくんだろうなぁ」というのを想像しながら撮影していました。自分で、筆で描くシーンとかも、ドキドキしたんですけど、監督(の指示)が的確なので、やりやすかったです。良い現場でした。
菅田:スゴイ楽しいです。フルバージョン観たらわかるとは思うんですけど、世界観がどうなっているのかなぁと。気持ちの流れとスピード感が、勢いあって良いなと思います。
Q.今回の見どころを教えてください。
菅田:(登場人物が)仕事でやる上では、自分の気持ちは抑えてやっていかなきゃいけないということに慣れていたと思うんですよね。そんな中、一回そういう(仕事モード)のは置いて、“もう好きなものでやってみないか!? ”みたいな瞬間があるシーンには、これは良い“瞬間”だなぁと思いました。こういう仕事の仕方できたらいいなぁと。
小松:そうですね。(登場人物のような)お互いがお互いを気付かせ合うような関係性って、すごく良い関係だなって。はっきりと言えて、(その言葉に)気付かされる、という情景が映像になったらどんな風に見えてくるのかなと。(菅田さんと)別々の撮影もあり、菅田君はどうやって演じてるのかなとか、どういう空気感なのかなとか考えながら演じたので、(出来あがった映像が)すごく楽しみです。
Q. ムービーのふたりは“駆け出し”という設定ですが、おふたりがデビュー当時の自分に、言葉をかけるならどんな言葉ですか?
菅田:毎日一杯一杯だったなぁ。やること、出会う人、景色も全部、情報多くて。「落ち着け」って、とりあえずは言いたい感じがしますね。
小松:好奇心とか挑戦する心は今でも大事だなって思うので、恥ずかしいとかじゃなくて、「当たって砕けろ精神で行け!」って言いたいです。
Q. ムービーのふたりは漫画を完成させることに夢中になってますが、今、おふたりが夢中になってることはありますか?
小松:今、ギターをやっていて。指が押さえられるようになったりとか、すごく楽しいなと思ってるんですけど、F(のコード)が難しいんですよね。ここで挫折する人が多いらしいので負けたくなくて、頑張ってます。ギター抱えて寝ちゃったりしてるときもあります。
菅田:F難しいよね。僕よりもすぐ上手くなるだろうっていう集中力を、今感じましたね。んーん。ギターはつねに(夢中ですけど)……。
小松:料理とかしないの?
菅田:料理ね!Twitter見てて『とうもろこしご飯の季節ですね』ってあって、「んー。そうですね」って思って、それでやりました。