俳優の中村倫也が、10/13(土)にスタートするSexy Zoneの中島健人主演の連続ドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課-(毎週土曜22:00-22:54、日本テレビ系※初回15分拡大)』に出演することが、明らかになった。倫也君は、新米刑事の斑目勉(まだらめ・つとむ@中島健人)をライバル視し、伝説の大泥棒・煙鴉(けむりがらす@遠藤憲一)の事件解明に執念を燃やす捜査一課出身の元エリート・皇子山隆俊(おうじやま・たかとし)を演じる。また中島君と遠藤サンの役衣装も公開された。
『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』は、マンガ誌[週刊ヤングジャンプ;集英社]で連載中の福田秀のマンガ[ドロ刑]が原作。窃盗犯を捜査する警視庁捜査3課を舞台に、斑目勉が、煙鴉と“禁断のコンビ”を組んで、さまざまな難事件に挑み、成長していく姿を描く刑事ドラマ。正義の味方である刑事・斑目勉(中島)と悪党の泥棒・煙鴉(遠藤憲一)が禁断の相棒捜査で事件を解決し「本当の正義とは何か?」を問い掛ける。
「謎の女性係長!?」鯨岡千里(くじらおかちさと)役に稲森いずみ。捜査三課13係をほんわかとまとめる女性係長。基本、みんなの“お母さん”的役割を意識している。どこまでが本気で、どこからが冗談なのかがわからない、捉えどころのないひたすら天真爛漫(らんまん)な人。曲者ぞろいの13係の面々にとっても一筋縄ではいかない存在。思慮深いのか何も考えてないのかわからない彼女の独特の指示は、しばしば混乱をきたすこともある。が、そのせいで、かえって13係が一致団結してしまったりもする。
「絶対音感を持つオカリナ美女」小平美希(こだいらみき)役に石橋杏奈。とことん前向きな性格の美女警察官。音大を卒業し、警視庁音楽隊に入隊。しかし13係創設に伴い、なぜか刑事に抜てきされる。実は絶対音感を持っており、音や声の聴き分けに関してはスーパーコンピューター並みの精度を誇る。上司の説教も音階に聞こえるとか。気持ちが高ぶるとオカリナを演奏してしまう。
「元エリートのかなり変態」皇子山隆俊(おうじやまたかとし)役に中村倫也。捜査一課出身の元エリート。「煙鴉」の事件解明に刑事生命を賭ける執念の男であり、やがて実績を上げていく斑目をライバル視し始める。ある時から煙鴉の事件以外にはほとんど興味を示さなくなり、必要最低限の任務しかこなさない。かつては犯人逮捕の為には手段を選ばない貪欲さを持つ熱心な刑事だった。ただし、かなりの変態で、極度の脚フェチ。
「クセあり過ぎ教育係」宝塚瑤子(たからづかようこ)役に江口のりこ。変幻自在で変装が得意な女性刑事。どんな場所にでもなじめるレパートリーを持っている。一応、斑目の教育係だが、一緒に張り込んでいても、すぐに自分だけサボろうとする。ギャンブル大好きで勝負事が好き。「刑事は人脈が大切」と言いながら、夜な夜な飲みに出かけている。
「人間データベース刑事」細面一(ほそおもてりゅういち)役に野間口徹。捜査三課の持つ犯罪記録がすべて頭に入っている手口捜査のスペシャリスト。対人恐怖症の気があると自称し、もっぱら事務を得意とする。基本デスクから離れたがらない。あらゆる泥棒の手口を把握する人間データベースであるとともに、コンピューターも使いこなし、書類作成も異様に早い。が、たまにフリーズする。
「肉体派刑事」勝手田利治(かってだとしはる)役に丸山智己。単独行動が好きな肉体派刑事。ザ・体育会系。相当体力があり、まだまだ体力では若い奴には負けないと思っている。チームプレーをかき乱しているが、自分では協調性があると思っている。硬派ではあるが実は女好き。シャイなので思いを伝えられないが、周りには完全に気づかれてしまうタイプ。軟派で軟弱な斑目を見て、「近頃の若手は…」と、イライラしている。
「元スリ専門刑事」左門陽作(さもんようさく)役に板尾創路。元スリ捜査専門の刑事。捜査三課の古株。昭和の刑事の生き残りで、「ザ・ドロ刑」のようなオヤジ。捜査に打ち込みすぎて家庭を犠牲にした過去を持つ。今は捜査よりも酒が好きなオヤジだが、かつては、かなり強引な捜査や取調べを得意とし様々な窃盗犯を検挙してきた。
「科捜研の女」霞沙織(かすみさおり)役に田中道子。警視庁科学捜査研究所研究員。いわゆる科捜研の女。科学捜査の知識に長けていて、三課の捜査を助けてくれる…ように見えて、独自に研究した謎の機器を用いて誤情報を与えてしまうこともしばしば。スタイルがよく、脚フェチの皇子山の目線を感じてはいるが無視している。
「BARのマスター」宵町時雄(よいまちときお)役に生島翔。警視庁近くに店をかまえるバーのマスター。煙鴉が訪れ、やがて斑目も常連になっていく。どこまで二人の話を聴いているのか、どこまで煙鴉の存在を把握しているのかは謎。プロ意識が高く、ドリンクもサービスも一流で、店で聴いた秘密は厳守する。昭和レトロの趣味があり、店のインテリアにも取り入れている。なぜか昭和の名優の逸話に詳しい。
◎あらすじ
斑目は、警察官でありながら、オンオフをはっきりしてプライベートの充実をめざすことを公言するようなイマドキの若者。そんな彼に、突然刑事になるべく辞令が下る。
厳しい刑事の世界に戸惑う彼が出会ったのは、伝説の大泥棒・煙鴉(遠藤)だった。
煙鴉は斑目が「刑事に向いている」と告げ、泥棒を捕まえる「泥棒刑事」=「ドロ刑」の極意を、泥棒の目線から教え、斑目を究極のドロ刑へと育てようとする。
斑目の中で眠っていた正義感は覚醒するのか、煙鴉の真の狙いは何なのか。林宏司の脚本で秘密のバディが始動する。
▽稲森いずみコメント
ユニークで魅力的なキャラクター揃いの13係、どんな化学反応が起きるか楽しみです。
私も鯨岡の個性を最大限に引き出せるよう頑張りたいと思います。
▽石橋杏奈コメント
泥棒と刑事がコンビを組むなんて、どんな作品になるんだろうと今からわくわくしております。私は今作でずっと憧れていた刑事役を初めてやらせて頂けることになったんですが、私が配属されることになる13係は、私も含めて“使えない”個性的なキャラクターの集まりなんです。脚本を拝読したとき、噛み合わないような噛み合っているようなチーム感にクスッとしたりほっこりしたり、なんだか愛おしい気持ちになりました。現場でのみなさんとの掛け合いを楽しみながら丁寧に表現していきたいです。
▽中村倫也コメント
皇子山役を演じます、中村倫也です。こんなにカッコいい役名を与えていただき、先日から手汗が止まりません。プレッシャーです。やる気があるのか無いのか、必要最低限の仕事しかしない、謎のエリート…。煙鴉と対峙した時、一体彼がどんな表情をするのか、僕自身、今から楽しみでなりません。 是非ご期待ください。
▽板尾創路コメント
今まで観た事が無い刑事ドラマになりそうな気がしてなりません。視聴者の皆さんに愛される作品になれますよう全力で私の役柄を演じたいと思います。