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(10/5付・デイリーCDシングルランキング)のにっき。す

24米津玄師『Lemon』

(9/27解禁・2019年11/2よりスタート*土11)のにっき。たち

俳優の田中圭が主演し、社会現象を巻き起こしたドラマ[おっさんずラブ]が、舞台を空へ移し、タイトルを『おっさんずラブ‐in the sky‐』として11月よりスタートする。引き続き主演を田中圭が務め、ヒロインを吉田鋼太郎が、さらに新メンバーとして千葉雄大、戸次重幸が出演する。

モテないポンコツサラリーマン“はるたん”こと春田創一(田中圭)を巡って繰り広げられる、おっさん同士の恋模様を描き、2018年流行語大賞トップ10入り、東京ドラマアウォード作品賞グランプリ、第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞6冠、世界Twitterトレンドで1位獲得など、社会現象を巻き起こした本作。夏に公開された劇場版は、167万人を動員し、興収22億円を突破(9月24日現在)。現在も上映中で、全国で応援上映なども繰り広げられ、“OL(おっさんずラブ)旋風”を巻き起こしている。

まったく新しい舞台“in the sky”になっても初志貫徹で繰り広げられるのは、“王道恋愛ドラマ”。 “恋”とは、“人を好きになる”とは、どういうことなのか。愛の形をあらためて問う。笑って泣ける、“おっさん”同士の究極のピュアラブストーリーが展開される。

単発ドラマ、連続ドラマ、劇場版と固い絆を育み、チームを引っ張り続けてきた圭君と吉田サンが今回、飛び込む舞台は“空”。航空会社[Peach]の撮影協力のもと、航空業界を舞台に、“おっさん”たちが泣いて、笑って、全力で恋をする。

新ドラマで田中圭が演じるのは、主人公の春田創一。35歳にして突然のリストラ、なんと転職して航空会社「天空ピーチエアライン」で働くことになったピカピカの新人CA(客室乗務員)。間が悪くてお人よし、まっすぐで優しくて、ちょっぴりおバカ。そんなモテないポンコツ独身男・春田に、突然のモテ期がやってくる。その相手は、機長に、副操縦士に、整備士…、ちょちょちょちょ、ちょっと待った!みんな男なんですけど!?

春田に思いを寄せる57歳の機長・黒澤武蔵を演じるのが吉田鋼太郎。黒澤は“グレートキャプテン”と呼ばれるほど技術・人柄ともに優れたパイロットで、各所からの信頼も厚く、春田にとっても憧れの存在。仕事に厳しく、初日から遅刻してきた春田をフライトから外すなど、後輩への指導にも熱心な黒澤が、熱く、一生懸命に、お客さまのために奔走する春田とフライトを重ねるうち、少しずつ彼を認めるようになり、いつの間にかうっかり…恋をしてしまう!?

新たにラブバトルに参戦する千葉雄大が演じるのは、黒澤とペアを組む副操縦士(コーパイ)の成瀬竜(なるせ・りゅう)。操作技術に長けた優秀な若手だが、性格にやや難あり。ドライで人付き合いが悪く、自分にも他人にも厳しめ。言葉を選ばないため、各所で問題を起こしてしまう。そんなひねくれ者の成瀬は、春田のように人の懐にズカズカと入ってくるタイプが最も嫌いだったハズが…。

さらにもう一人、戸次重幸が演じるのは、熱血でストイックな職人肌の整備士・四宮要(しのみや・かなめ)。社員寮では春田の隣の部屋に住んでおり、ガッツリ系“男の料理”で春田の胃袋を満たしてあげる心優しき兄貴。春田とは公私ともに仲良くしているが、実は“とある秘密”を抱えているという。

前作の[天空不動産]からガラリと変わって、今回は新しい空のお仕事ドラマとしても楽しめ、さらに、春田(田中圭)、成瀬(千葉雄大)、四宮(戸次重幸)の3人は、同じ寮暮らしということで、“おっさん同士のテラスハウス”状態という設定にも、期待が高まる。

そのほかのキャストも、発表。春田がCAの道を歩むきっかけとなった高校時代のバスケ部の後輩で、広報を務める橘緋夏(たちばな・ひな)役に佐津川愛美。毒舌で春田へのツッコミがさく裂する根古遥役にMEGUMI。ウワサ好きで情報通のディスパッチャー(運航管理者)・烏丸孫三郎役に正名僕蔵(まさな・ぼくぞう)。

ほかにもガサツな元ギャルのCA・有栖川民代役に木崎ゆりあ。ホスピタリティに厳しい天然チーフパーサー(CAのリーダー)・十文字美冴役に片岡京子。四宮を兄のように慕う若手整備士・道端寛太役に、広瀬すずがスカウトしたことでも知られ、連続テレビ小説[なつぞら]にも出演し、10月4日より公開の映画[蜜蜂と遠雷]にも出演の鈴鹿央士が決定。個性的なキャラクターたちが繰り広げるコミカルなやりとりにご注目だ。

前シリーズのスタッフが再集結し、脚本の徳尾浩司、演出の瑠東東一郎、Yuki Saito、山本大輔、音楽の河野伸、ゼネラルプロデューサーの三輪祐見子、プロデューサーの貴島彩理、神馬由季、松野千鶴子といったおなじみのスタッフがそろった。


▽田中圭コメント
“ついに始まるなー”という感じです!今回、新しく戸次さんと雄大が入ってきてくれたことは、素直にうれしいです。“鋼太郎さんがめちゃくちゃやる”特殊なおっさんずラブの現場を、早く体感して、早く慣れていただければいいなぁって思います(笑)。是非、お二人には好き勝手やってほしいです!僕自身は実はまだ迷っていて…。というのも“春田”というキャラクターは印象が結構強いので、前と同じことをやってもつまらないと思いつつ、わざと変えるっていうのも違うよなって思っていてます。でも、設定も違えば相手も違うので、同じことをやろうとしても自然と変わるだろうとは思っていますが…きっとクランクイン当日もまだ悩んでいると思います(笑)。
今は、新しいプロジェクトとして始まるこの作品を、少しずつ少しずつ自分の体の中に入れていってる段階ですが、衣装合わせで雄大と戸次さんに会ってみたら、自分でもびっくりするくらい、不安がなさ過ぎて!あぁこれは大丈夫だと思いました。もう鋼太郎さんが機長の格好をして歩いているのを見ただけで、なんか…爆笑しちゃいました(笑)。
前作とキャストが替わって寂しいという気持ちも、正直なくはないんです。でも、in the skyはまったく別のものなので、なんなら“キャストが替わった”っていう感覚も、僕にはなくて。僕らキャストがうんぬんというよりも、スタッフが優秀なチームなので、このメンバーで同じようにこの作品を作れたら新しい「おっさんずラブ」として、また何かが起きるんじゃないかなって思っています。本当に楽しみしかないです!
“人を想うこと”というのが、「おっさんずラブ」の一番のテーマだと思う。鋼太郎さん、雄大、戸次さんと一緒にお芝居をしていく中で、その“想うこと”が、今回はどういう形になるのか、とても楽しみです。

▽吉田鋼太郎コメント
「おっさんずラブ」は、見ていただいている方からたくさん評価をいただいている、喜んでいただいている作品なので、“もっと面白いものにしなきゃならない”って気負いはあるんですけれども…、圭と共に、とにかく“おっさんずラブ魂”で肩の力を抜いて楽しくやろうよ、と言っています。僕らは本当に演じながら楽しんでいるところがあって、それが皆さまに伝わっているという部分もあると思うんです。だから、僕と圭が楽しんでいるのを、千葉くんと戸次にも感染させて、もっともっと大きな楽しい塊にして、皆さまに見ていただきたいなと思います。ちなみに戸次とは付き合いが長くて、共演もいっぱいしているので、彼は僕のアドリブにも怯えていないと思います(笑)。
今回はこれまでの中でも一番ガラッとシチュエーションが変わりますし、共演者もガラッと替わるということが、とても新鮮であり、楽しみであり、ちょっと悲しい(笑)。なにせとてもチームワークのいいメンバーだったので…。でも今回のおっさんずラブは、同じ人たちが別の世界に住んでいるというか…パラレルワールドっていうのかな。早く新しい世界に飛び込んで、浸ってみたいなとワクワクしています。
僕としての目標は、前作にも増して真剣に春田を愛すること、それ一本でやっていこうと思っています。春田への愛の深さを増したいと思います。とはいえ、もはや僕としてはフラれているほうが快感なんですよね(笑)。武蔵の愛が成就する…ことはないような気が、僕としてはするんですが(笑)。
今回は、舞台が地上から空になるので、とてもスケールが大きくなるんだろうなと思っています。一世を風靡した風間杜夫さんに負けないように…教官を超える飛行機モノのドラマにしたいです(笑)。

▽千葉雄大コメント
「おっさんずラブ」に出させていただくことを本当にうれしく思っています。でも、“アドリブがすごい”とか“笑いが止まらない”って書いてあるネットニュースを読み過ぎて…、実はアドリブに不慣れなので、頑張らないといけないなって思ってます(笑)。自然に出てきたものを楽しんでいこうと思っています。
最初お話をいただいたときに、プロデューサーさんとお会いして、僕の性格などについてもかなりお話したんですが、台本を見たら、それが反映されている部分があったんです。人付き合いが苦手なところとか、一途というか一生懸命なところが、これからどういうふうになっていくのかは自分でも楽しみではあります。でもどうやら“誰とでもキスする”キャラクターのようですが…(笑)、気持ちの面で、誰にどう僕が演じる成瀬のベクトルが向いていくのかを楽しみにしていただきたいなと思います。皆さんすごく優しく迎えてくださったし、プレッシャーを感じていてはダメかなと思うので、楽しんでいこうと思います!

▽戸次重幸コメント
最初お話をいただいたときは“私でよろしいんでしょうか?”という感じでした。こんなに話題になっている作品のシーズン2なのに、私でいいのかなという申し訳ない気持ちのほうが大きかったです。おっさんであることしか自信をもってこの作品に臨めるところがないです(笑)。混じりっけのない、今年46歳の立派なおっさんなので、そこだけは自信があるんですけど(笑)。あと、とてもアドリブが多い現場だということを知ったので…プレッシャーです!鋼太郎さん発信ということで、尚プレッシャーです!(笑)でも、ただ気負っていてもいい作品にはならないと思いますので、頑張ります。
僕、実はあまり恋愛モノに出演したことがなく、もちろん相手がおっさんというのも初めてですが…鋼太郎さんに負けず、千葉くんにも負けず、僕もおっさんを愛し抜きたいと思います!


土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ‐in the sky‐』は11/2より毎週土曜23時15分放送。

(10/21・閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー出演者)のにっき。あ?

◇10/21
小松菜奈
⇒【鶴瓶の家族に乾杯「大注目の23歳登場!高知県いの町ぶっつけ本番旅」】

(9/6解禁・出演者追加発表!!,2020年春スタート)のにっき。な119 く

俳優の窪田正孝が主演を務め、来年春にスタートするNHK連続テレビ小説『エール』(月〜金曜前8・00)の新キャストが発表され、俳優の唐沢寿明、女優の菊池桃子、俳優の風間杜夫、俳優の中村蒼、俳優の佐久本宝、シンガー・ソングライターの森山直太朗、俳優で歌手の山崎育三郎ら7人が出演することが分かった。唐沢サンは88年の[純ちゃんの応援歌]、16年の[とと姉ちゃん]に続き3回目の朝ドラ出演となり、唐沢サンと風間サン以外は朝ドラ初出演。

朝ドラ通算102作目。全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られる作曲家の古関裕而(こせき・ゆうじ)さんと妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)さんをモデルに、、脚本はNHK[ハゲタカ]、フジテレビ[医龍][コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―]シリーズ、テレビ朝日[アイムホーム]などで知られる林宏司氏が担当。福島で代々続く老舗呉服店の長男で、気弱でいじめられがちだったが音楽と出合い、その秘めた才能を発揮して作曲を始める、銀行に勤める福島の青年・古山裕一(窪田正孝)と豊橋に住む女学生・関内音が文通で愛を育んで電撃結婚。音楽によって強く結ばれ、戦前・戦中・戦後を生き抜き、多くの名曲を生み出した少し気弱な夫と逞しい妻を描く。

男性の朝ドラ主演は14年後期[マッサン]の玉山鉄二以来6年ぶり(ヒロインはシャーロット・ケイト・フォックス)。妻の音役でヒロインは女優の二階堂ふみが演じる。朝ドラ100作目[なつぞら]、9月からの[スカーレット]に続く102作目となる。本作から月〜金の週5日での放送となる。今秋にクランクイン予定。

昭和の音楽史を代表する古関さんは1909年、福島県に生まれ、89年に80歳で亡くなるまで約5000曲を作曲した。[六甲おろし(阪神タイガースの歌)][闘魂こめて(巨人軍の歌)]など野球に関連する曲が多いが、きっかけは22歳の時に手掛けた早大応援歌[紺碧の空]。この曲が話題となって名前が知られ、次々と依頼が舞い込むようになったという。[長崎の鐘][イヨマンテの夜]などヒット歌謡曲も数多く残している。

今回発表されたのは、裕一の地元・福島の家族や音楽仲間を演じる7人。父であり老舗呉服屋「喜多一」の4代目店主・古山三郎を唐沢寿明、母・まさを菊池桃子が演じ、弟の浩二に佐久本宝、伯父の権藤茂兵衛に風間杜夫が扮する。裕一の幼なじみで、のちに“福島三羽ガラス”と呼ばれる音楽仲間の1人、県議会議員をつとめる裕福な家の息子で、のちに東京の音楽学校を卒業し、歌手となって裕一の曲を歌い人気を博す佐藤演じる久志に山崎育三郎、魚屋「魚治(うおはる)」の長男で、けんかが強く近所のガキ大将の村野鉄男に中村蒼がキャスティングされ、裕一の小学校の担任で、裕一の作曲の才能をいち早く見出して応援する裕一の恩師である藤堂清晴を森山直太朗が演じる。なお、菊池サン、佐久本君、育三郎君、蒼君、森山サンは連続テレビ小説初出演となる。


▽唐沢寿明コメント
この「エール」で3回目の連続テレビ小説の出演となりますが、“昭和”“平成”“令和”とそれぞれの時代で出演させていただけることはとても光栄です。連続テレビ小説は時代が変わっても、どこか変わらない空気が流れていると感じます。主役の窪田君は数年前に共演してからいつも頑張っている姿を間近で見ていたので、今回、自分が何か力になれることがあるなら喜んで参加したいと思いました。役柄の父親としても、役者仲間としても成長する姿を見守っていきたいと思います。

▽菊池桃子コメント
オリンピックイヤーに、声援や応援を意味するタイトルの「エール」に参加させていただくことは大変幸せなことです。私は裕一を、そして家族を「普遍的な母の愛」で精いっぱい包み込むように演じたいと思っています。テレビの前の皆様にも温かいエールが届きますように。

▽佐久本宝コメント
初めに、「エール」の台本を読ませていただいた時、胸が躍る感覚になりました。古山浩二という人間を生きられること、また、縁のある福島という地が古山家の舞台というのもすごくうれしいです。大先輩方のお力をお借りして、魂でぶつからせていただきます。

▽風間杜夫コメント
「エール」という潔いタイトルに、作品に入る前から力がみなぎる。縁の深い福島の空気を肌に感じながら演じてみたい。主人公は窪田正孝君。信頼する役者だ。僕は彼の伯父役で、対立する頑固者らしい。本当は、心からのエールを送りたいのだが。

▽山崎育三郎コメント
古関裕而さんの親友で、日本を代表する歌手・伊藤久男さんをモデルにした佐藤久志役として出演させていただきます。憧れの連続テレビ小説初出演、大変光栄に思います。子供の頃から芝居と同じだけ歌を歌ってきた僕にとって、この役との出会いは宝です。歌手という役柄に初めて挑戦するので、芝居と音楽に誠実に向き合い、佐藤久志としてこの時代を懸命に生きたいと思います。

▽中村蒼コメント
さまざまな物事に対して、悩んで後ろ向きになってしまったり立ち止まったりしてしまうことが多い自分ですが今作の台本を読んで登場人物の台詞や行動に力をもらいました。そのような作品に携われる喜びを感じております。そして自分が今作からもらった力を視聴者の皆さんにも届けられたらなと思っています。

▽森山直太朗コメント
台本を読んで、自分にとってはモノクロームな時代を生き抜いた音楽家・古関裕而さんの葛藤と成長、そしてそれを取り巻く人々の活気ある姿が確かな色彩を持って感じ取れました。劇中にも度々出てくるオルガンやハーモニカを奏でるように、スタッフや出演者の皆さんと一つ一つ感情を積み上げていけたらと思います。

▽窪田正孝コメント
すばらしいキャストの皆様と1年の撮影をともにすることができ大変光栄に思います。また、唐沢さんや風間さんと再び共演できて心からうれしく感じています。皆様と芝居のセッションでどんな色彩の変化、感情の波が生まれるのか今から楽しみでなりません。全員で1つとなってすばらしいエールにしたいと思います。

▽土屋勝裕(制作統括)コメント
裕一が少年時代を過ごした福島市は、東北地方の経済の中心地として栄え、市の中心にはデパートもありました。父親が買ってきた西洋音楽のレコードを蓄音機で聞きながら、裕一は音楽の感性を育みました。
今回発表する福島の家族たち、学校の先生、幼なじみの友人たちが、のちの裕一の音楽の源泉となっていきます。みな裕一にとって身近な存在だからこそ、時には本気でぶつかりあいけんかをしたり、励ましあったりしながら生きていきます。そして、裕一が東京に行ってからも、福島の人々は裕一の音楽に影響を与え続けます。
激動の昭和という時代、困難に立ち向かって生きた人々を、キャストの皆さんに演じていただくのが、楽しみです。

(9/20解禁・出演者追加発表!!,登場回未定)のにっき。り85 なかみまほさだきわ

現在放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』より、東京オリンピックに関わる人々16名の新キャストが発表された。

中村勘九郎と阿部サダヲの2人がリレー形式で主演を務める『いだてん』は、いよいよクライマックスを迎えようとしている。1964年10月10日東京オリンピック開会式。それは、1940年東京オリンピックの悲劇を乗り越えた日本の悲願であり、『いだてん』のゴールでもある。

今回発表された新キャストは、三谷幸喜、松田龍平、井上順、立川談春、井之脇海、カンニング竹山、前野健太、増子直純(怒髪天)、浜野謙太、角田晃広(東京03)、黒田大輔、平原テツ、須藤蓮、川島海荷、吉川愛、駿河太郎の16名。そんな1964年東京オリンピックの実現のために結集した、夢と希望とパワーに満ち溢れた人たちだ。

この日発表された新キャストは最終章<1964年東京オリンピックに関わる人びと>。三谷幸喜が演じる市川監督は[東京オリンピック]のほか、[ビルマの竪琴][おとうと][四十七人の刺客][八つ墓村][どら平太]などで知られる日本を代表する映画監督。

黒澤明監督に代わり、急きょ、ドキュメンタリー映画[東京オリンピック]の監督に就任。「記録映画も美しく撮ればいい」の言葉通り、完成した作品は極めて芸術性の高いものとなり、当時の興行記録を塗り替える大ヒットとなった。

2004年の大河[新選組!]、16年[真田丸]の脚本を手掛けた三谷氏は、足利義昭を演じた06年[功名が辻]以来2度目の大河出演となる。

三谷氏は13年のフジテレビ[女信長]の今川義元役や06年の映画[犬神家の一族;監督市川崑]の那須ホテル主人役など、俳優業も少なくない。

1964年東京オリンピックのために国立代々木競技場を設計した建築家・丹下健三役に松田龍平。日本建築界の巨匠。日本の伝統美と西欧の近代建築を融合させた斬新なデザインで、戦後の芸術界をリードした。1964年東京オリンピックのために設計した国立代々木競技場は、20世紀を代表する名建築として高く評価されている。東京オリンピック組織委員会会長・津島寿一役に井上順。二度にわたって大蔵大臣を務め、戦後の賠償交渉に辣腕(らつわん)をふるった。東龍太郎の後任として日本体育協会会長に、さらに1964年東京オリンピック組織委員会の初代会長に就く。62年アジア競技大会をめぐり、田畑とともに政治スキャンダルに巻き込まれる。大蔵次官を経て政界に転じ、当選1回ながら大蔵大臣に就任。吉田茂の右腕として頭角を現す。1960年に内閣総理大臣に就任すると「所得倍増計画」を打ち出し、戦後の高度経済成長をけん引する。1964年東京オリンピックを首相として見届ける。公式記録映画「東京オリンピック」総監督。内閣総理大臣・池田勇人役に立川談春。

第1話にタクシー運転手として出演していた角田晃広は、その腕を見込まれ「聖火リレー踏査隊」の一員となり、ギリシャのアテネからシンガポールまで2万キロメートルの距離を自動車で走破する森西栄一役を務める。森西はオリンピックの魅力にとりつかれ、田畑に直訴して組織委員会の式典課に入り大会準備に奔走するという役どころだ。

1945年(昭和20年)8月6日、原子爆弾が投下された広島で生まれる。高校在学中に国民体育大会の陸上400mで優勝し、1964年東京オリンピックへの出場を目指すが、代表選考会で敗退。田畑によって、開会式の最終聖火ランナーに抜擢される。坂井義則役に井之脇海。国立競技場のすぐそばにある食堂「水明亭(すいめいてい)」店主役にカンニング竹山。土地柄、スポーツ選手や観戦客にも愛され、いつも常連たちでにぎわっている。1964年東京オリンピックの開会式当日、ひょんなことからスタート直前の最終聖火ランナー・坂井義則をかくまうことに…。

そのほか、新たに10名の新キャストが発表。前野健太が東京オリンピックのシンボルマークを制作したグラフィックデザイナー・亀倉雄策役、1964年東京オリンピックのシンボルマークを制作、短距離走のスタートの瞬間をとらえた公式ポスターなども手掛ける。その斬新で力強いデザインは、半世紀を経た現在も高く評価されている。怒髪天の増子直純が映画監督・黒澤明役、[羅生門][生きる][七人の侍]など映画史に残る作品を数多く生み出した日本映画界の巨匠。1964年東京オリンピックの記録映画の監督に決定するが、信頼する田畑が組織委員会を去り、のちに自身も辞退する浜野謙太が国民的歌手・三波春夫役、朗らかな笑顔と浪曲で鍛えた美声で知られ、数々のヒット曲を生み出す。1964年東京オリンピックでは[東京五輪音頭]が大ヒット、のちの大阪万博のテーマ曲[世界の国からこんにちは]とともに、戦後日本の復興の象徴となった。浜野サンは第9話(3月3日)で初代内閣総理大臣・伊藤博文に扮しており、『いだてん』で女優の杉咲花が女子スポーツの先駆けとなったシマと、その娘・りくを演じるなど、血縁のあるケースの同一ドラマ内1人2役は多々あるが、同一ドラマで血縁のない全くの別人を演じるのは異例。

黒田大輔が東京オリンピック選手村 料理長・村上信夫役、ヨーロッパの日本大使館や有名ホテルで修行した後、国内屈指のホテルの料理長に就任。1964年東京オリンピックでは選手村のレストラン「富士食堂」の料理長として、日本になじみのなかった世界各国の料理を提供し、選手たちの活躍を支えた。平原テツが東京オリンピック組織委員会選手強化本部 副本部長の大島鎌吉役、1932年ロサンゼルスオリンピックでは三段跳びで銅メダルを獲得。大学卒業後は陸上競技を続けながら運動部記者として活躍する。陸上界きっての理論派で海外事情にも明るいことから、組織委員会では選手強化本部の責任者として、選手育成に貢献した。須藤蓮が参加国の国旗の手配に尽力した吹浦忠正役、早稲田大学在学中、国旗の知識を見込まれ、組織委員会にスカウトされる。1964年東京オリンピックでは、国旗を正しく掲揚することがホスト国の使命であるとし、史上最多の参加国となった94か国の国旗の手配に奔走する。須藤サンは連続テレビ小説[なつぞら]に夕見子の駆け落ち相手役が記憶に新しい。

川島海荷がボランティア通訳・大河原やす子役、1964年東京オリンピックでは得意のフランス語を生かして、たった2人の選手で初参加したコンゴ共和国のボランティア通訳を務める。小柄なため、身長の高い選手たちからフランス語で「ちび」という愛称で親しまれる。吉川愛が田畑政治の娘・田畑あつ子役、政治の次女。1964年東京オリンピックの会期中は世界各国のVIPを接待するコンパニオンとしても活躍する。開催の直前に、組織委員会の要職を解かれた父を、母・菊枝(麻生久美子)とともに陰で支える。駿河太郎が国立競技場の上空に五つの輪を描いた航空自衛隊パイロット・松下治英役で出演する。1955年に自衛隊に入隊し、主力戦闘機のパイロットになる。航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」で編隊長を務め、1964年東京オリンピックの開会式で、国立競技場の上空に五つの輪を描くミッションに挑むことになる。


▽脚本・宮藤官九郎コメント
宮藤です。いよいよ佳境です。僕にとってはずっと佳境なのですが。
このたび1964年東京オリンピックパートの新キャストが発表になりました。
まだ出るか!まだ出すか!なんで出るんだ!?という超豪華な顔ぶれに驚きを隠せません。
そんな最終章を楽しむ最良の方法、それは、現在放送中の幻の東京オリンピックパートをしっかり観みることです。
今こそ観なくちゃ。戦前の招致活動とその反省が、1964年東京オリンピックへの布石となって結実する。作者として最も心血を注いだ部分であり、手前みそですが、最も大河ドラマ的な流れを意識した部分です。
「物語や時間があっちゃこっちゃ飛んで分かりにくいんでしょ」という風評で観てない貴方あなた、もったいない。ここからは飛ばないし分かりにくくもない。じっくり腰を据えて近代スポーツ史を、そして戦後復興から1964年東京オリンピックまでを描きます。
「いだてん」いよいよ最終章、です!


大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』は毎週日曜日<総合>20時〜、<BSプレミアム>18時〜<BS4K>9時〜放送中。(全47回)
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