映画[BLEACH]で主人公・黒崎一護を演じた福士蒼汰と、一護と壮絶バトルを繰り広げる死神・阿散井恋次を演じた早乙女太一が、7/22放送のテレビ東京系『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦 沖縄で出た出た!超巨大1.5メートル怪物ウナギ&まさかの熱帯魚軍団』(19:54-21:54ほか)に初参戦。田村淳(ロンドンブーツ1号2号)と田中直樹(ココリコ)らレギュラーメンバーとともに、外来生物の駆除に汗を流した。

【池の水ぜんぶ抜く】は、外来生物が大量発生し、困っている池の水を全部抜き、そこに潜んでいるの生物を調査し、駆除をしていく人気番組。4月から月1回のレギュラー放送となった。今回から、新レギュラーとして、前回の放送で活躍したAKB48・大家志津香も加わった。今回、7/9に行われ蒼汰君と早乙女君らが向かったのは、番組初上陸となる沖縄県。本部町にある貸農園や牧場、農産品の直売所、沖縄ならではの食材を使った食堂など、さまざまな側面を備えた複合施設「田空の駅 ハーソー公園」。施設内にある貯水池には、生き物がいなかったはずだが、いつの間にかさまざまな生物が棲みつくように。荒れた池をきれいにすべく、静岡大学の加藤英明氏とNPO法人の久保田潤一氏、地元のボランティアスタッフ、そして蒼汰君と早乙女君も加わって、総動員で外来種駆除に挑んだ。

淳サンが池を覗くと「なんかいるじゃん!にょろにょろしている」と池に潜む謎の生物に大興奮。加藤先生から「強くつかむと噛む可能性が…」との指摘に、少しとまどってしまう参加者ら。淳サンの「生物捕獲作戦スタート!」の掛け声で参加者は、一斉に池に飛び込んだ。謎の生物の正体は、この池の主として棲みつくオオウナギ。巨大生物を前にして、捕獲に挑む淳サンだったが、開始早々、思わぬハプニングに見舞われる。

一方の大家サンも、オオウナギと格闘。悲鳴を上げながらも、捕獲に成功すると、見物客からは、拍手と沖縄らしく指笛が鳴り響いた。田中サンの方には、なぜか自然と、オオウナギが引き寄せられ、淳サンから「ムツゴロウさん級の何かが…」と、思わずツッコミが入る一面も。

ゲストの早乙女君は、オオウナギを1人で捕獲したかと思えば、たも網をリズミカルにすくい上げ、外来魚を次々と捕獲。蒼汰君も負けじと、オオウナギと格闘し、たも網ですくい上げると、大家サンからすかざす「ナイスゲット〜」の掛け声が。淳サンは「そういう掛け声無いから!何勝手に…」と困惑の表情を浮かべるも、「マネージャーのような明るい声は、男性は励みになるね」と現場には、和やかな空気が流れた。

あまり見たことのない生物に次々と遭遇し、加藤先生の説明に聞き入る一同。そんな中、淳サンにありえない奇跡が舞い込む場面も。気温30℃を超える、炎天下の現場で、淳サンから「ヘドロが明るい!」という謎のワードが飛び出すなど、半日掛けて貯水池に棲む生物の大量捕獲に成功した。

公開された収録時の写真では、蒼汰君と早乙女君が泥だらけになりながらも満足げな表情を見せていたり、貯水池をバックにレギュラーメンバーと笑顔で集合写真に収まっていたり。たも網を使って生物を捕まえようとしている姿も垣間見ることができる。

ロケを終え、蒼汰君は「獲るのに必死で暑いという感覚があまり無かったです」と夢中になっていたことを明かす。「子どもの頃は土手でバッタなどを捕まえていた記憶はありますが、池に入るのは初めて。ヘドロの(足を入れた)感覚が初体験で面白かったです」と疲れた顔を見せず、笑顔で語ってくれた。早乙女君は「すごい(ヘドロに足を取られて)きつかったけど、やり始めたら夢中になってしまい、魚が弱らないうちに、必死に捕獲した」と大量の捕獲成功に充実した表情で語ってくれた。

また、レギュラー陣も初の沖縄ロケの感想を語ってくれた。


――今回の沖縄ロケを終えての感想をお聞かせください
淳「いつも(池の水を)抜いている所と沖縄では、出てくる生物が(こんなに)違うんだという事に驚いた」
大家「沖縄ということもあって、水温が高かったけど、(水温が)温かいのに魚が元気なのが不思議。生命力のある強い魚が多かった」
田中「池にいっぱいいると思っていた、ある熱帯の魚が、淳によって奇跡的な形で、唯一見つかったのが面白かった。在来種も(沖縄)独特だなと思った」

――沖縄のヘドロを“ヘドロが明るい”と表現していましたが…。
淳「本当のヘドロは、ねちっこいんですよ!沖縄のヘドロは脚が抜けやすいし、好きなヘドロ。肌に付くと、すぐに固くなってしまうので、いいセメントになりそう…笑。(ヘドロの)シーサーが作れるかもしれない!」

――大家さんは、序盤からオオウナギと格闘していましたね。
大家「網で取ろうと思ったけど、小さかった。1回目の収録のときに全身で押えると、活きがいい物でも捕まえやすいと知ったので」
田中「チョークスリーパーで捕まえていたもんね!(笑)」

――今回、淳さんは赤(のシャツ)で、田中さんが青で大家さんがピンクでしたが、イメージカラーとして決まっているのですか?

淳「なんか、もう…決まっていましたね(笑)」

――(色別で)戦隊ものであれば、5人が主流ですが、あと2人はレギュラーの予定はありますか?
淳「もう、いるんですよ!黄色のと…ヤンキーがいます!以前は伊集院光さんにも来てもらって、イエローを着てもらったけど、ヘドロにはまって、身動きが取れずにしんどい思いをして…、(それ以降)来てくれてないですね(笑)」

――今回のロケで大家さんが「ナイスゲット〜」を連呼していましたが、今後も使えそうですか?
淳「そうですね。田中さんがあんまり…」
田中「なんかね〜ちょっとイラッとする!(笑)でも士気は上がりますね」
大家「(今後も使えるように)頑張っていきます!」
淳「今まで女子の明るさが無かったからね。大家さんが(現場に)華を添えてくれています」

――今回、ゲストの福士さんと早乙女さんの奮闘ぶりはいかがでしたか?淳「すごい!(早乙女くんは)あんなにずっと動き続けるとは思わなかった。ヘドロとかも初めてで、生き物もあまり触ったこと無いから、積極的に動かないかと思っていたけど、一番デカイ物を捕まえていたね」
田中「休憩のときも、休まずに捕獲していたもんね」
淳「あと、福士くんは鳥の鳴き声がうまい!珍しい鳥が鳴いて、久保田さんが“鳴いてますね”と反応すると、(福士くんは)鳴き声をすぐ、自分の口笛でやるんですよ」
田中・大家「えー!そんな特技が!」
淳「(久保田さんが)“いい音色ですね”と反応すると実は、福士くんの口笛だったりして、(本物と)どっちが鳴いているか分からない。ちょっといたずらっ子の一面が垣間見えた」

――今まで回って来た池の中で印象に残ったものはありますか?
淳「池の水を抜いて、どんな生物がいるかに集中するけど、(小田原城で)瓦とかが出てくると、すごいテンションが跳ね上がった」
田中「いろいろあるけど、和歌山でアフリカツメガエルが大量発生していることが。初期のころのロケだったので“こんなことになっているんだ”という驚きが忘れられない。あとは(淳さんの)お宝では無いけど、発見するゴミから地域性が垣間見えるのが面白い」

炎天下の中、和気あいあいと収録は進みながらも、生物捕獲にしっかりと取り組んだ参加者ら。淳サンの「ヘドロが明るい」という名言も、“池の水”に携わった者にしか飛び出さないワードだったのかもしれない。


また、千葉県佐倉市の田園地帯では、あばれる君、テレビ東京アナウンサー軍団(植草朋樹、鷲見玲奈、中垣正太郎)も加わり、水位の下がった田んぼの水路に入り、カミツキガメの捕獲に挑む。