先日、晩御飯を食べながら観た映画。
フローズンはフローズンでも、
『もうスキー場に行けない』
のフローズン。
BGMは、リフトがギシギシ鳴ってるような内臓に響く嫌な感じ。
前々から気になっても怖そうで見れなかったんですが、ようやく意を決して観ました。
ちょいDQN気味の微妙にギクシャクした三人組が、夜の吹雪の中リフトに乗ったまま取り残されてしまう→一週間後までスキー場には誰も来ない→どうしよう!って映画。
最初はリフト上で、責任のなすりつけあいをしてたんですが、段々追い込まれていくうちに、お互いを励まし合って……あえて冗談言ったり、友人や元恋人の思い出を話したりとする会話のせいで、最後はひたすら悲しくなりました。
ちょいグロ。
ギアッチョに襲われたミスタみたいに手の皮ベリベリ、開放骨折、内臓べろんな肉塊チラ見せ…この辺り。
開放骨折の場面はガチで痛そうだった。
途中で狼が登場します。
狼がくる場所にスキー場あるのかと思いながらも……ううっ、ラブリーッ!
狼が…ラブリー!
もふもふ!
手足が靴下になってる!
黒いの、灰色!ちょっと銀色っぽいの…毛並綺麗〜かわええー!
お目目きらきら!
…と、そこはギャーとなる場面なのに、つい狼が可愛いと、そこだけイマイチ集中出来なかったとです。
何でこの三人はアホなんだとレビューも多かったんですが、あんなに追い詰められたらなぁ…仕方ないよなぁ…と思う。
私も最初の彼氏さんみたいな事やりそう。
あの雪山の三人のもとに、ホワイトアルバムONなギアッチョが華麗にシャーーッて来たらなと妄想したり…なんか途中から
『頑張れーもうちょっとだー!』
って言いたくなるんです。
段々友情芽生えてくる辺りからの…最後がホント凹むんです。
寒々しくて悲しい後味でした。
けど狼が可愛かった。
そこは確かだ。
うちの愛犬にそっくりで愛らしかった。
とってもプリティーだった。
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