蝋人形の館もTATARIもエスターも楽しめて、今回のも面白かったので、ダークキャッスル製作は信用して借りてみようかと思った映画。
豪華客船のトラウマ級大虐殺、首吊りミイラ、血溜まりのプール、男を地獄へ誘う真紅のドレスのイタリア美女など幽霊の現れ方もおどろおどろしくシャイニングっぽくて、主人公は姉御でイライラもしなかったし、話もしっかりしてて面白かった。
ただオチがアレって、黒幕がアレって…！
(　゜д゜)
結局ただのミコンジキだったのか（←うしとらネタ）
けれど、黒幕以外は面白かったのでオススメです。


人肉取り扱い肉屋、従業員を募集してホイホイ来た人をぶっ殺してお肉にする、食糧不足で通貨が穀物の核戦争後の世界。
こう挙げるとグロいホラー映画かと思うのに、アメリの監督の手にかかると奇妙な世界のちょっとブラックなお洒落恋愛ストーリーに変身。
グロ話のはずが、主人公の手先の器用なおチビ兄さんと肉屋の娘でど近眼の内気娘がモジモジしながら恋愛してるのが可愛くて和んだ。

ウサビッチのリズムネタって、もしやこの映画から？と思うようなシーンがあって面白い。
ややハレンチだけど好きな場面です。
他にもアメリの監督を思わせるオンボロアパートのお部屋が一部のぞいていちいち可愛くて、特にセルフ自殺ピタゴラスイッチを仕掛けては失敗するおばさんの部屋が綺麗なグリーンの色調で素敵。壁のタイルとかああできたらいいな。

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