18/03/01 00:43 (:読み終わった本)
  読書メーター2月のまとめ
話題:読書メーター
2月の読書メーター読んだ本の数:16読んだページ数:4138ナイス数:84<br />
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</a>手持ち本。阿川さんのカラッと明るい語り口とわちゃわちゃ料理をする様子が面白い。台湾の朝ご飯に食べる豆乳、トンポーローの濃厚な汁につけて食べると絶品なフカフカの銀糸巻、適当にバームクーヘンとそこらへんのお酒や材料で作ったティラミス、じっくりことことオックステールシチュー…思い出すだけでお腹が空くばかり。美味しいものを食べるって幸せなんだと何千回でも思い知ってしまう本です。読了日:02月28日 著者:<a href=阿川 佐和子
ヨーロッパの幻想美術-世紀末デカダンスとファム・ファタール(宿命の女)たち-ヨーロッパの幻想美術-世紀末デカダンスとファム・ファタール(宿命の女)たち-感想手持ち本。世紀末美術やラファエル前派、アール・ヌーヴォー、アール・デコ、シュルレアリスム好きにはたまらない妖美な空気をまとわす伝説の女性や女クリーチャー満載の豪華な画画集。先日の怖い絵展で出たセイレーンの大合唱にワシも行きたいと狂乱するオデュッセウスの絵やら、ベッキー似のセイレーンなども載ってます。これを持ってれば大抵のそれ系の画集や図録を買わなくて済むくらいの充実ぶり。ただ途中まではロマンティックな現代のイラストを思わせる絵が載ってますが、後半1/3からガッツリ下半身系になるので苦手な人は注意です。読了日:02月28日 著者:海野 弘
八月の暑さのなかで――ホラー短編集 (岩波少年文庫)八月の暑さのなかで――ホラー短編集 (岩波少年文庫)感想図書館本。ポー原案の『こまっちゃった』は、おじさんが頑張って女の子っぽくした文章に苦笑いしながら読んでたら、途中で雲行きが怪しくなってギャー!となるはめに。『13階』はスタンダードな話ながらも、語り口がなかなか怖くて水木しげるの似たシチュの短編を思い出した。あっちは地獄行きだったっけ…。『誰かが呼んだ』は最後の一文の破壊力よ。夜中に読むんじゃなかった。『ハリー』は、主人公側も幽霊側もどちらにも感情移入して悲しい話。最近よく見る養子を迎えたら怪異が起きる系の海外ホラーを思い出した。読了日:02月28日 著者:
猫町 他十七篇 (岩波文庫)猫町 他十七篇 (岩波文庫)感想図書館本で拾い読み。表題作に惹かれて。アニメの銀河鉄道の夜みたいな猫人間が出るかと思ったらあまり猫感なかったなぁ。いきなりドバッと猫町に豹変する描写が面白かった。猫猫猫猫猫猫猫猫!読了日:02月26日 著者:萩原 朔太郎
真珠郎 (角川文庫 緑 304-16)真珠郎 (角川文庫 緑 304-16)感想
「真珠郎はどこにいる。」というワクワクする書き出しから始まり、彼の残虐な成長譚と血生臭い斬首事件を美しくも妖しい文体で描いた雰囲気抜群のお話。悪の道に進む美しい男が出るとウッヘッヘッヘと興奮しながら読んでたら結末で
「違う…こんなん求めてない…っ」と涙にくれそうに。そもそも、うっかり先に『エジプト十字架の秘密』と金田一少年の首狩り武者の話を知っていて、首チョンパはあることだと気付いてしまったので。
それでも怪奇面妖な空気は楽しめたから良し。もう一つの『孔雀屏風』は綺麗でロマンチックな恋愛物語だった。読了日:02月25日 著者:横溝 正史
伊藤潤二傑作集9: 墓標の町 (朝日コミックス)伊藤潤二傑作集9: 墓標の町 (朝日コミックス)感想伊藤潤二コレクションで沼毛さんの回『隣の窓』に戦慄したので購入。あんなテトラポッドとフジツボが大住宅化した顔じゃなくても、隣のオバはんに若い男の子が執着されるってだけで現実にもありそうだから充分怖い。ヒロシくん精神的にタフすぎる…。他は表題作のラストシーンとトンネルの話が面白かった。。
『なめくじ少女』は軟体類嫌いの自分からしたら発狂する程恐ろしい!読了日:02月24日 著者:伊藤潤二
金田金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(2) (講談社コミックス)金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(2) (講談社コミックス)感想リアル金田一少年世代なのでゲラゲラ笑いながら読んでます。今巻も勢いは衰えず、涙ぐましい力仕事と驚異の北島マヤばりの演技で頑張る犯人たち。今回は犯人の手のひらで激しく踊りまくる明智警視に、風車に死体を結びつけるのと、先輩のひとり劇場にツボった。
原作を読んでない同い年の友も笑いまくったと言ってたので、元ネタ知らなくてもギャグ漫画として楽しめるかも。読了日:02月23日 著者:船津 紳平
日本史ののおさらい (おとなの楽習)日本史のおさらい (おとなの楽習)感想大体の日本史の流れをざーっとおさらいするのにちょうど良い読み心地。
政治制度や様々な日本史バトルがどうして起こったのか、背景や人間関係をサラッと分かりやすく説明してくれるので、流れが掴みやすかった。大体の流れをこの本で掴んでから、他の歴史本で細かく掘り下げていけばいいかもしれない。読了日:02月23日 著者:山田 淳一
面倒面倒くさがりの自分を認めたら部屋がもっとキレイになりました 三日坊主の後回し虫退治術 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)面倒くさがりの自分を認めたら部屋がもっとキレイになりました 三日坊主坊主の後回し虫退治術 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想ぽんさんファンなので新刊も購入。今回はすっきり綺麗になった部屋をどうやればキープし続けるかがメイン。後にしよう→今やろう!これ大事。家に帰ってから座ると嫌になっちゃう性分なので共感大でした。ぽんさんは問題を具体的に解決する方法をいつも考えて実践するのがすごい!読了日:02月22日 著者:わたなべ ぽん
いきもの写真館 べんりなしっぽ! ふしぎなしっぽ!いきもの写真館 べんりなしっぽ! ふしぎなしっぽ!感想
図書館本。
上野動物園の元園長による著者の、動物のしっぽの色々な使い方を教えてくれるラブリーな写真集。
華麗にシッポを駆使する愛らしい生き物たちに、きっとちっちゃい子が読んだらママー、ボクもシッポをつけたい!と言い出したくなるに違いない。
キリンの尾ってこんなんだったのか!きっと道行く人にキリンのイラストを描いてもらっても正解率が低そうだ。読了日:02月22日 著者:小宮 輝之
隠すだだけ! 貯金術隠すだけ! 貯金貯金術感想何となくどれか一つでもやりたくなる手軽さと、貯金をしても毎日楽しく過ごせそうだなと思えるムードのわたなべぽんさんの絵柄にも和む漫画。とりあえず公共料金の口座引き落としをしてきました。あとレシートを分ける箱をやりたいので100均に行きたい。ボーナスは使うものでなく貯め貯めるもの!!ってのは女性向け貯蓄話アルアルだろうなぁ。読了日:02月20日 著者:田辺 南香
エジプエジプト十字架の秘密 (角川文庫)エジプト十字架の秘密 (角川文庫)感想初国名シリーズ。なかなか読むのに時間がかかりました。
エジプト十字架と聞いて某カードゲームの死者蘇生を思い出した私はもういい年だ。そしてエジプト感はホルアクティという自称太陽神のお爺ちゃんが出てくるくらいまでで終了。ビジュアルを想像するとグロい死体が四回も登場しながら、なかなか犯人までの道筋が掴めず、ウニャウニャ展開が進まず思ってたより地味でヤキモキ。
探偵エラリー・クイーンが親父殿とご飯を食べてる時に不貞腐れてたり、プールにテンションが上がってパンイチで飛び込ん飛び込んだり、想像してたより意外なキャラでした。読了日:02月18日 著者:エラリー・クイーン
異世世界居酒屋「のぶ」 (宝島社文庫)異世界居酒屋「のぶ」 (宝島社文庫)読了日:02月15日 著者:蝉川 夏哉
異世界居酒屋「のぶ」 (5) (角川コミックス・エース)異世界居酒屋「のぶ」 (5) (角川コミックス・エース)感想熱々ジューシーなカキフライ、コリコリ食感が嬉しい鳥軟骨の唐揚げ、揚げたてサクサクの天ぷらと揚げ物が食べたくなる巻でした。
とりあえずナマ…もとい、あたたかくなる前にもっとカキを食べよう…!読了日:02月13日 著者:ヴァージニア二等兵
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想うっかり映画のまとめサイトで犯人を知ってしまったので楽しさが半減してしまった、残念…。
それでも関係者からの証言にじっくりページをさいているので、ポアロが何を突っ込んでいくか、誰が嘘をついているか、真実を丁寧に紐解いていく過程が面白かった。
映画版は新旧版どっちも観たくなった。ジョニーはちょっとララチェットっぽくないけど。
それにしても、まさか一番うるさいハバード夫人の正体にぶったまげるとは。読了日:02月09日 著者:アガサ クリスティクリスティー,Agatha Christie
すぐ使える! 四字熟語 頭のよさは「語彙力」で決まるすぐ使える! 四字熟語 頭のよさは「語彙力」で決まる感想『語彙力こそが教養である』を読んで、四字熟語を少し覚えたかったので同じ著者作を手に取った。
ただ四字熟語と意味だけが載ってるだけでなく、元になった古典や故事の紹介と共に、著者独自の言葉で、四字熟語ごとにどんな気持ちや場所に合わせて使えるか解説をしてくれるので覚えやすい。堅忍不抜など自分で心に留めておきたい言葉もいくつか見つかった。
以前受けた漢検の時にこの本があったら頭に残ってもう少し勉強が捗ったのになぁ…。読了日:02月01日 著者:齋藤 孝
読書メーター

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