Schwarzer Notizen

2021.6.10 Thu 13:45 :呟きと戯言
火村英生シリーズ

中学生くらいから、ずっと読み続けているシリーズ本、作者は有栖川有栖氏。

しばらく前に、
火村英生;斉藤工氏
有栖川有栖;窪田正孝氏
で「火村英生の推理」というタイトルでドラマ化されていたから、ご存知の方も多いだろう。

その原作である本格推理小説を4月入ってから読み直している。
とは言え、貸したまま行方知れずだったり、読んだ記憶はあるものの手元にない本もあったりして思い切って書い直している。
割と早い段階から電子書籍に切り替えて本を読んでいるので、今回の書い直しはもちろん電子書籍。
フェアなんかがあると、場合によって半額くらいで買えるタイミングがあるのもありがたい。
私はSONYの電子書籍リーダーを愛用しているため、購入先はReaderStoreとなる。

ともあれ火村英生助教授(今は准教授)が初めて登場する46番目の密室からスタートして、(都合)順不同でえっちらおっちら読み進めている最中なのですが。
ふと時折、私の二次創作脳が頭をもたげたりする。二次創作したりはしないんですが、昔から小説家×准教授だと思っていて、もろもろ見返したら2012年にTwitterでなんか叫んでた(笑)
確かドラマ化したくらいの時(ちゃんと調べてないのでわからないけど)世の中は逆が多数派だった気がするんだよなぁ。
私の傾向は割と世の中の流れとは逆のパターンが多い。
ダリの繭という小説でアリスが「夫婦ごっこ」という表現をするシーンがある。アリスのマンションに泊まり込んだ火村先生が二人分の朝食を準備していて、アリスが目を覚ましてリビングキッチンに向かうと新婚さながらの朝食に迎えられるっていうシーン。(細かくははしょっているので気になる方は原作を)
とか、下宿先の婆ちゃんにブローチをお土産に買っていったりするセンスとか、雨の降る夜に遠くから聞こえた猫の泣き声に愛猫家の火村を思い出したりとか。っていう全てをアリスの目線から語られるわけです。
アリス、めちゃくちゃ先生のこと好きだな、と思うのと同時にいつかどこかで抱くんだろうな、と思うわけです。なんか勢いで。

ついさっきまで小難しい講釈を垂れてたくせに、無防備な顔して眠ってやがる。
眠ってる時だけは素直な顔をしてるんだな。

ってな感じですかね。
そう思っているけど書いたりはしない。書こうと思ったらまずミステリの土台作らなきゃなので、一生書けないと思いますが(笑)

年内にシリーズ読破が目標です!


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