少年は「義足」であることで同級生から『ロボット』と言われ、イジメられていました。
話題:イジメ
以前も紹介した『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』から抜粋したちょいネタバレなお話です
主人公とその親友は義足の少年を連れて少年の同級生達のもとへ行きました。
「えーーーー!なんでロボットいんだよ!」
すぐに非難を浴びてしまう少年。
それに苛立った主人公は少年の同級生達に怒鳴ります
しかしそれを制して突拍子もないことを言いだす親友。
「お前ら。こいつはロボットだぞ?」
「アンドロイドに人間が勝てると思うか?」
しかし少年の同級生達は
「ぜんぜんだぜ!」
「そいつ、ろくにあるけねーもん!」
が、
それでも語り続ける親友。
「そりゃロボットの足に馴れてないからだ」
「鉄腕アトムも、サイボーグ009も、最初は動けなかった。けど、馴れてからは人間より、ぜんぜん強いぜ!」
「こいつが、ロボット足の使い方になれてから全員で謝ってもおそいぞ?」
こうして短所を長所にすり替えることで少年達の仲を取り持つ事に成功したわけですが、
『こうすると解決できるよ』
って事を言いたいわけじゃあありません
残念ながらこんなとき、『躾(しつけ)』のなってないガキんちょは
『足が使えないようにしてやる』
だとか
『ロボットの足に馴れないように邪魔してやる』
だとか言うヤツがいます。
必ず
そんな奴等に同じ事を言っても逆効果
このストーリーの場合は(ちゃんと読めばわかりますが)同級生の子達は聞き分けの出来る子達なんです。
親友はそれを知った上でこんな行動(言動
)に出ました
『こうすると解決できるよ』ってわけにはいきませんが、『頭を捻ればこういう事もできる』んです
障害者とイジメの関係なんてのは多分一生なくなることはありません。
が、
俺はせめてそれが自分に関わった事であったなら
こんなふうに皆が和解できるような頭の捻りかたができたらいいなと思うし、
そういう行動をしていくでしょう。
失敗することもあるでしょうがね
結局何が言いたいか…
『同じ考えの人が少しでも多くいてほしい』
って事かな
…
何が言いたいかわからんくなった
とにかく
ぼくたちと駐在さんの700日戦争は為になるな〜って話