三日月夜話
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3day Bouz Photo Diary

高校野球の応援に感じた思い
・・日時計(Diary)
2023/08/21/Mon 14:40


この打楽器の名前、知っていますか?

そうです。
「大太鼓」の他に「コンサート・バスドラム」と言います。


熱戦が繰り広げられている甲子園。

決勝戦も近づき、球児だけでなく、応援団も盛り上がっていて。
夏の風物詩にすらなって来ていますね。

その一場面で思ったことがあります。
何処の高校だと名指しはしないけれど、どうしても見ていて悲しくなってしまったので、ちょっと綴ろうかな・・・ と。


応援に吹奏楽部がスタンドで演奏している光景が当たり前の図になって、大活躍するのは金管とパーカッション隊ですね。

その中で火力の高い打楽器と言えば、この「大太鼓(コンサート・バスドラム)」。

応援アイテムとしてはうってつけと思われて、スタンドで思いっきり鳴らされてるのはわかります。

チカラが入ってしまうのも、心情的によくわかります。

でも、バスドラの奏者が叩くのならこんなこと綴りません。

バスドラって見かけによらず、なかなか繊細な打楽器なのですよ。
それを知らない野球部員が力まかせに叩くから、3回戦を迎えた頃には、革が傷んで、弛んで来てしまっていました。

そんな「ぶん殴って」いたら、ピッチ調節の部分にも強烈な負荷がかかって、バスドラ自体がいかれてしまう・・・

奏者にとって、楽器って身体の一部と同じとわたしは思って来ました。
(長い間、吹奏楽にたずさわって来たので)

応援スタンドのレポで、無惨な姿がカメラに映り、

リポーター「力一杯叩いてるんですね~~~」
野球部員「こんなになっちゃいました~~~あはは
~~~」

あはは じゃないでしょう。
無惨な姿になったバスドラは、傷んだ革を張り替え、ピッチを調節し、メンテナンスしなくては生き返れないんですよ・・・。

野球をやってたら、バットやグラブを大切にしませんか?

少しでも良いから、モノを大切にする気持ちを持ってもらいたいと思ってしまったのでした。

哀しかったな────

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