★ 布マスク
・・日時計(Diary)


カワイイでしょ？ネコ柄の布マスクです。
（一番下のはレース）

表面はガーゼ生地で、裏が今治タオルで出来ています。

一昨年に父が入院している時に、マスクが必需品だったので、不織布のものと布マスクを買って使っていました。

それが今、こんなに役立とうとは……。

不織布の方は、まだ残っているので、大事に使って、ちょっと近所に行く時に布マスクを使うようにしてるんです。

昭和の時代は、「マスク」というと、白いガーゼで作られたものがほとんどでした。
プリーツも、鼻の辺りの形状記憶ワイヤーも、何も無い、ただのガーゼ。
それこそお豆腐が一丁、顔の上に乗っかってるような。

お医者さんも看護婦さん（当時の呼び方で）も、みんなその布マスクでした。
家では、よく風邪をひく小さなわたしのために、母が洗ってくれて何度も使ってました。
新品のマスクは、クレゾールの匂いがしたっけ。

あの不織布マスクって、いつから登場したんだったかな？
それが市場に出るようになってから、ガーゼマスクは消えて行ってしまいました。

今はもう見かけることはなくなったけど、布マスクに生まれ変わって、脚光を浴びました。
少し嬉しい。

布マスクはウィルスをカットすることはできないと言われるけど、不織布だって同じ。
直接の飛沫は防御できるんだし、花粉症重症者のわたしにはとてもありがたい存在。

壊れた蛇口のように、ハナミズがポタポタと滴る鼻の孔に、ティッシュの栓を詰めていたって、マスクしてさえいたら、誰にもわかりませんもの。

更に布マスクが可愛かったりしたら、気持ちすら何だか少し軽くなるようで。


Thema：雑貨

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