軽軽しい日記 体重は重いが


第五章 陰謀 野望 なんてこったい 12
 2018.4.22 04:08

上野界隈の顔役 出綱 銀蔵 そして 彼が連れて来ていた数名の若衆に 囲まれて 上野の小山の山猿一派 

もはや 観念したようで 皆 うつむき気味に歩いて行きました

さて 

こちら 楽々座では 

美々ちゃんの 空中遊泳も 無事に終わって 漫才 おおぼけこぼけが 今は 舞台で 客席を賑やかせていますね

今回の執拗に楽々座を狙った 悪事は

自分等の席が 不入りなのを妬んだ 遊戯亭 小猿の

行ったことと判明したが

特に 楽々座 席主 野々村氏も 興業に影から関わっていた ゲジマユのところも

古典落語協会へ 抗議を入れるとかはせず

成り行きに任せるとの判断に

それに 反対した 美々ちゃんや 転倒少年を

横転師匠が 宥めては「いいや あいつだけで こんなことしでかす訳ないからな もっと上から指示があったにちげえねえ だからよぉ 帝都日報の記事で あいつ 小猿を弾劾するだけで 協会がどう出るか見極めるってぇわけよ」


の言葉に 二人とも 理解したようで

最終演目 「活弁劇 隼小僧対捕物小町2」も大盛況で終わりました









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