【新しい課題】
9月14日

 意守と禅の関係、入静の状態、境地と「非想非非想処」、三昧の境地の関係、放鬆(ふぁんそん)の広がりと空の関係などを気功の立場から探究して行くに当たって必要なもの、それは体感である。

 理論で理解できたものは感覚として体感し得る。
 体感によってのみ、その状態が把握でき、その境地が実感出来るのだ。
 だからこそ、その体感を誘導し得る形や動きが必要な訳で、そこが探究の課題なのだ。

 僕は、放鬆法も意守法も、貫気法も採気法も、周天、練丹法も、すべて体感を通して練習法としての功法(作品)を創作して来たのだ。
 そして、いま、新しい気功の課題に挑戦しようとしているのだ。