《気功流セルフケア》15日目/万病に効く「三里」を叩こう!

●食欲不振、膨満感(胃もたれ)、便秘、足の萎え、足の疲れ、足の冷え、不眠、虚弱などの時には「三里」を叩きましょう!

●体中に在る三百以上のツボの中に、この場所の症状にはこのツボを使うと善いと言われる四つのツボがあり、それを四総穴と言い、13日目にお伝えした「合谷」もその一つになります。
 「面目(顔)には合谷」となっていて、今回お伝えする「三里」もその一つで「肚腹(とふく)には三里」となっているんです。
 つまり、胃腸の不調には「三里」を使いなさいということなんですね。
 同時に、三里は「長寿のツボ」とも言われ、万病に効果があるともされているツボで、体調不良の人や虚弱体質の人などは「三里」を常に使うと良いと思います。

●三里の位置
*膝頭の骨((通称、)、膝の皿と言われている骨)の下から指四本分(四横指、3寸)下がったところの脛骨(すねの骨)の外側で、強く押しながら横に動かすと太い腱(筋肉)が触れて、足首に向かって痛気持ち良い響きがありますが、そこが「三里」です。

●その三里を握り拳で朝起きた時や寝る前にトントントンと20〜30回ほど叩いて下さい。
*「せんねん灸」をしても効果的だし、エレキバンを貼っていても良いですよ。