体が鉛のように重い…とはこのことだわ。
長年立ち仕事をしてきてるけど、
足が疲れるとか 浮腫むとか、
ありがたいことにそんな経験はない。
昨日の長時間の激務で
初めて足がツラいと思った。
Nさんへのラインの返信もそこそこに、
昨夜はちょっといい入浴剤を入れてあったまった。
気休めくらいになるかな? と、
湿布をあちこち貼ってみた。
ベッドに入ってから
マッサージャーに足を乗せ、
首にもゴリゴリツボ押しするものを置いて…
次に気付いたのは朝。
照明つけっぱなしだし、
マッサージャーはベッドの端っこに引っかかってるし、
布団もちゃんと掛かっていない。
体が 重い(´-ω-`)
体重のせいかな…笑
今日は日中 母の病院で過ごし、
夜はNさんとお泊まりだ。
彼の提案もあって、
母のためにすぐ戻れる距離にいた方が安心じゃないかと、
温泉宿はやめて
ビジネスホテル。
夜は、
その辺りで美味しい肴をつっつきながら飲むことにした。
こないだ
お高い貝をたらふく食べたのに、
今日も食べるの(^^;)
体が重くなるはずだわ…
今日は午前中
母の見舞いに行った。
昼食を手伝って、
吐き気などがないか確認してから
父と交代した。
病院の食事は味付けが甘い、とか、
お粥の量が多すぎる! と、
ケチをつけられるくらいに回復したので
大丈夫かな。笑
今日はNさんが仕事が早く終わる日だ。
待ち合わせ場所に行くと、
『お昼、まだなんだ(^^;)
お腹すいてない?』
『ラーメンが食べたい(・∀・)』
腹ごしらえをしてから
お風呂に行くことにしたが、
近場の行きつけのお風呂は2軒とも改装中。
仕方なく山間部にある温泉に足をのばした。
今日は平地でも、
山から吹く風に乗って雪が舞ってた。
山の方に入ってくと、
みるみる雪景色に変わっていく。
この冬初めて見る白い世界に、
テンションが上がる。
でも、
Nさんは違う意味で目がイキイキしてきた。
先日
『今年は、スタッドレスタイヤが活躍できないなぁ…』
と、呟いてたNさん。
昨年の冬も、
わざわざタイヤの具合を確かめるために、
雪の降ってる場所を目指して行ったっけ。
車が来ないのを確認して、
ブレーキを踏んだり滑らせたりと楽しそう。
目をキラキラさせてる、
こんな時のNさんも好きだ。
山の中の露天風呂は、
辺り一面雪。
誰もいない露天風呂で、
雪の玉を作って
壁に向かってポンポン投げて遊んでみた。
後でNさんに話したら、
『オレは、露天風呂に雪だるま作って置いてきたよ(^-^)』
やだ…
私より子供じゃない( ̄∇ ̄)
母の手術は成功…らしい。
術後は弱ってて当然なんだけど、
あんなに悲しそうな顔をしてる母を見るのは初めてだ。
ただ痛みに耐えてるとか、
そんな表情ではない。
手術したことを、
後悔してるかのような…
『よかったね、
全部取れたって!』
話を
少しでもプラスに持って行くしか出来ない。
すべて取り除いたとしても、
それはまたすぐに襲ってくるだろう。
命を少し延ばしたに過ぎないのか…
手術が無意味だとは思わないが、
『意味はあったのか?』
と母に聞かれたら、
私は答えられない。
いっぱい切り刻まれた体が、
闘いの後を物語っている。
何が正解なんだろ?
もう母に『頑張れ!』 は言えない。
むしろ、頑張るのをやめてもいいと思ってる。
母の笑顔はいつ戻るだろうか。
でも、お母さん
少なくとも現時点 悪いものは体から取り除かれたのよ。
回復はゆっくりでいい。
そのうち、
春はやってくるからね。