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献身的なお節介ジジイ

ここのところ、
母の体調が思わしくなかった。


術後の経過は
想定通りにはいかず…


やっとお粥が食べられるようになったかと思えば、
次に行くと『絶食』の貼り紙が貼られている。


テレビも見たくない。
本も読みたくない。

無気力になってしまった。


このまま本当にダメになっちゃうんじゃないか…


そんなことすら頭をよぎった。



『こんなので家に帰っても、
またお父さんに迷惑かけちゃうな…』


呟きながら涙を流している。




『お父さんはお世話したいんだから、
甘えたらいいよ。

お節介なダンナさんでよかったね(^-^)』


 
そう言うと、
クスッと笑ってくれた。




そう、

父は他人のことにも頭を突っ込む
お節介ジジイ。


帰りが遅いと思ってたら、
よそのお家のちょっとした修繕をしたり、

草を刈ったり、
お使いを引き受けたり。


そのおかげで
色々と頂き物もするんだけど。笑



そんな父だから、
母の入院中の洗濯物はすべて父がやってる。



昨日、
私が洗濯物を持ち帰っていると、

偶然エレベーターの所で父と鉢合わせ。


『オレが洗うから』


と、袋を取り上げて行った(^^;)


ま、
ボケるといけないからやらせてあげよう。



母の、
リハビリの散歩にも付き合ってるみたいだ。



『オレは暇だからな。』




照れかくしに言ってるけど、

お母さんのこと大好きなのバレてるよ。






母は、
少しずつだけど食べられるようになってきた。




食欲の回復次第で、
退院もそう遠くないみたいだ。




元気になって、

お節介ジジイの待ってる家に帰ろうね。




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