『あなた』という、やすらぎに包まれて

Ｎさんと、
仕事が終わってから会った。


いつものように、
人気のない場所に車を停めて、

Ｎさんの車の中でお喋り。


初めはムードも何もなく
ふたりで爆笑しながら盛り上がり、

そのうちＮさんが
私の体に腕を回してkissをする。



胸元に手が伸びてきて、

彼の手が下半身にまで伸びてくると
『ダメ！』
と、制止するのだけれど…


今夜はふたりとも止まらなかった。



彼の息遣いが荒くなってきた。

『Ｎさん、
ガマンできる？』


『…　できない。』



車の中とか…

20代の時にそういうのあったけど、
いったい何十年前だ？


終わってから、
急に二人とも恥ずかしくなっちゃって

Ｎさんたら、

『今　灯りつけないでね！
オレ、顔真っ赤かも知れないから(￣∇￣)』


『私だって恥ずかしいわよ(^^;)
ちょっと、あっち向いてて！』



身なりを整えてから、

一緒に吹き出した。



『やだ〜！　若いコじゃないんだから(^◇^;)
この年になって〜…笑』



『もう車はやめような！
ちゃんとホテルに行こう(^^;)

それより、こっそりファスナー下ろすなよ！』



『知らないわよ！

壊れてんじゃないの？(^◇^;)』



二人とも　飲んだお茶を吹き出すくらい爆笑して、
大人げない行動の反省会をした。



『それにしても、ぷくぷくさん若いな(^^;)』


『どういうことよ？』


『こんな狭い所で、よく動けるな…と思って(￣∇￣)　
体も柔らかいし。』


『やめてよーー(;ﾟдﾟ)』





今夜は少し、
イタズラが過ぎたかな。