話題:見たくなかった現実

年末に遊ぶ予定の友達は今年で30歳。まわりの子たちは皆結婚してしまっているそう。「わたしはまだまだ結婚の予定なんてないわよ！」とこの間話していました。

その事を母に話すと「あなたの周りだって誰も片付いてないじゃない。この近所でもまだ誰も結婚してない……」と本音をポロリ。「片付く」とか「片付かない」といった言い回しにひとり勝手に傷つき、まあでも結婚はタイミングだからね、とフォローが入ってもなおモヤモヤとした思いが晴れぬままその場を去ったんです。

わたしは28歳。小中の同級生は３分の２くらいが結婚して子どもを産んでいます。女子大の同級生はまだほとんど独身です。今でさえ親戚や近所のご老人から「いつになったら孫の顔を見せるんだ」「わたし達が若い頃はもう20歳の時には２人３人子どもがいたのに」と嫌味を言われるのだから、２年後を想像すると……どうなるんでしょう。世間の目を気にするだけ無駄と自分に言い聞かせつつも、まだまだ独身女性への風当たりは強いと感じます。わたしの暮らす街が田舎だから余計にそうなのかもしれません。

ただいくら結婚しろ出産しろと言われても、自分の事だけで手いっぱいの今はどうしても結婚を考えられないんですよね。そもそも恋愛だって……心と体とお金にある程度の余裕ができてからじゃないとわたしには無理そうです。更に言えば恋愛感情自体が薄いので、特定のパートナーが欲しいという願望すらもほとんどないというか。

以前引きこもりのメル友募集掲示板で知り合った男性がこんなメールを送ってきました。
「女の子はいいよね。引きこもりでもニートでも男つかまえて結婚さえすれば幸せになれるから」
わたしはそうは思いません。夫婦生活には必ず双方の努力が必要で、マイナス要素の多いわたしが仮に結婚したのなら人の20倍は頑張らないと人並みの生活を送れない気がします。またそれと同時に自分の免疫疾患・躁鬱病や発達障害(学習障害)がパートナーへかける負担もおおきい筈です。そうした迷惑をかけたくないから独り身でいたい気持ちも少なからずあります。何もかも誰かへ依存する関係は求めておらず、まずわたし自身がひとりで生活できるようになってからじゃないと色々厳しいと思うのです。これは結婚できない言い訳でしょうか。

拍手してくれた方々どうもありがとう。

＞烏さんへ
学校の件で憤慨してくださってありがとうございます。いつもわたしの代わりに烏さんが怒りを表現してくれるので、なんとなく心のつっかえが取れるような心地になれます。