話題:今日の授業

今日の実習は、立ったり座ったりを繰り返しました。今まで意識した事なかったけれど、人は椅子に腰掛けた状態から立ち上がる時、自然とかかとを膝より後ろに引いているんだって。かかとが膝より前に出ているとうまく立ち上がれない。わたし達はごく当たり前にそれができているけれど、認知症のある方や身体障害のある方は、そううまくいかない。だから介護の現場では「かかとを膝より後ろに引きますよ」って声掛けして、動作のお手伝いをするのだそうです。

また、人は腰掛けた姿勢から立ち上がる時、お辞儀をしないと立てない事も知りませんでした。一回頭が斜め下へさがるんですね。なので誰かに人差し指でおでこを押さえられると、立ち上がろうとしても立ち上がれませんでした。

座学の方はなんとかついていけそうだけれど、実技の方はその内チンプンカンプンになりそうです。時間がある時に、動画サイトでオムツの交換の仕方とか、寝ている人の起こし方とかの動画を観てるんだけどね……頭がこんがらがりそう。いっそすべてマニュアル化していたら楽なんですが、人間を相手にする仕事だから、正解は合ってないようなものですよね……。

先生が「生活とは何でしょう？」と言って生徒さんを次々に当てていきました。生きること、食べて寝て出すこと、と皆さんが答えた後わたしは「明日を迎えること」と答えました。「なんかあなたすごい事言うね。先生の代わりにここで授業する？」と先生は言いましたが、なんだか変な回答をしてしまった気がして、その後ずーっと引きずりました。授業の中での「答え」は「生活とは、活き活きと生きること」でした。そういう回答ができるようになりたいのに、とんちんかんな事、言ってしまうんですよね。

薬を飲んで、気持ちを切り替えたいと思います(>_<)