バレンタイン。
チョコレートな一日に、わたしはお弁当でお出迎えしました。
お菓子はまだまだ不得意。
だってスポンジが膨らまないんだもの。
わたしはスポンジのご機嫌をとるのが苦手なのです。
みんなどうやってつくってるのかしらね。
そろそろ乙女は夢の中に帰るじかん。
はやくしないと遅れちゃうわ。
さあさあ帰りましょ
。
あいつドジだよね、でもすっごくかわいいの。
あの人厳しくてさあ、でもこの前優しくしてくれたんだ。
わたしあの人嫌い、でも皆からはすごく愛されてるのよね。
一言付け足せばこんなにも優しい言葉になる
。
勉強のお供。
ちょこっと高い珈琲を飲んでるとなんだか大人な気分になる。
方耳だけしか聴こえないヘッドホンからは解釈の難しい歌詞が流れています。
何かに没頭するときにはもってこいなのよね。
だって無心でいられるもの。
○□×○□
最近、昔のわたしよよく見かける。
これだけ聞くと頭が可笑しくなったみたいだけど、決してそうではなくて。
昔のわたしみたいな人ね。
自分が嫌いなひと、無気力なひと。自分の意見が言えないひと。
わたし、どうやって自分を好きになったんだったかしら。
もうこれが普通になってるものだから、記憶が薄いのよね。
でも確かにわたしにもわたしが嫌いなときがあった。
いつの日だかやめちゃったのよね、それを。
勝手に思いこんで自己完結するのも。
やーめたって。
だってわたし、自分の事がだいすきだもの。
ただそれを認めただけなのかも知れない。
好きじゃなきゃ、嫌いになんてなれないわ
。