(°_°)

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僕の喉の番人が
「いかないで。」を通してくれない
僕の心の番人が
「好きだよ。」を通してくれない


なんで？

だってなんでって言ったって
今まで君と見ていたこの夢が
ホントにまるで夢みたいに
何も無かったみたいに醒めてしまったから


現実に戻ることなどこんなに容易いものだね
目覚めれば帰れないのを僕は知ってるよ


「大好き。」も「いかないで。」も
僕の中に残したのは
現実へと戻る為の最後の切符だったから
君と見てたこの夢を独りで見続けることなんて
今の僕には残酷すぎるよ


今僕がいる此処は夢からへの境界線で
覚めてしまうまえになにか出来ないかな？って
必死でもがいて焦るころ


視界が霞んで白くなる
僕は何処にいくんだろう？
唯ひとつちゃんと見えるのは
遠くなる君のうしろ姿


最初から夢は夢だと
気付いてたらこんなに辛くもなかった？


止まってた僕のこと取り卷く全部が動き始め
加速する時間がこの恋の終末を僕に押しつける

人の群、ビルの底
孤独はそんなところにはなくて

つまり君が此処にいない


いかないで。大好きだよ。
この叫びはもう届かない
儚いね、残るのは実体の無いものばかり

もう見えない後姿
追いかけたい追いかけられない

飲み込んだ言葉達が僕の胸をいっぱいにする

ばいばい。最愛のひと。


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