横浜へ戻っている途中です。

今日、お父さんに報告しました。

話題:結婚

直前まで
何て言おう、何て言われるかな
反対されたら?ダメと言われたら?
ずっと悪いことを予想しながら

でも言わなきゃな、と奮い立って

お父さんのところへ行った。

『どうした?』

いつもの、優しい
私のことが大好きなお父さんで。

「あのね、わたし、紹介したい人がいるの」

『うん、そっかあ』

そう言って、笑ってくれた。

「だから、今度、連れてきてもいい、、かな」

『いいよ、いつでも連れておいで』

すんなりOKをもらえてしまって。

どんな風に言われるか
表情ひとつ変えずに、何か言われるか
緊張と、こわさでドキドキしてた。

それがこんな簡単に終わってしまって
わたしは泣いてしまった。

「もっと、何か言われるかと思った、、」

『なんで?』

「あやのこと好きだし」

『好きだから、幸せになってほしいよ』
『あやが選んだ人なら』

『いつまでも一人じゃ心配だからね』

わたしが泣いてるのを見て
お父さんも涙ぐんでた。

それから
どんな仕事をしてて
いくつの人で、どのくらい付き合ってるか
そんな話をした。

『いい人、なんだろ?』

「うん、とっても」



お母さんから聞いた話とか
お父さんの性格を考えて
きっと反応はどちらかだと思った。

わたしのこと大好きだから聞いてくれるか
大好きだから返事をしないか。

でも思った以上に優しくて。

きっと、薄々は感じていたかもしれない
私の口から聞いて、動揺したかもしれない
それでもお父さんは笑って
『いいよ』って言ってくれた。

ぶっきらぼうでもなく、ちゃんと。

今までの不安とか
この先の不安とか
ずっとたくさん考えてきたけど

なんだか全部吹き飛んだ気がする。

お父さんは、やっぱり私のお父さんだった。

わたしのこと信じてくれる。
それがとっても嬉しかった。

このままうまく、挨拶も終わるといいな。