話題:懐かしい映画

フランス・アニメ
「王と鳥」(1979制作)
古いタイトルを
『やぶにらみの暴君』と言います。

『やぶにらみの〜』として公開されたのは、1952年。
その後 改作されての再公開となりました。






あらすじ

物語の舞台は、目もくらむばかりにそびえ立つタキカルディ王国の高層宮殿。
最上階の秘密の部屋には、3枚の絵が飾られていた。
美しい羊飼い娘と、煙突掃除の青年、そして、孤独な王の肖像画。
娘と青年は恋をしていた。
その仲を引き裂こうとする王。ふたりは絵の中から、逃げ出した。
一羽の鳥が道先案内人になり、めまぐるしく続く階段を、どこまでも駆け降りてゆく・・・。
しだいに明らかになる、宮殿の正体。
為政者も、マスコミも、そして民衆も、みんな一緒くたになって天高くそびえる高層宮殿は、世界の支配構造(システム)そのものだった!
 (Amazonの解説より)

現在 日本で公開される多くの劇場用アニメは、アメリカが多いと思います。
CATVには専用チャンネルもありますが、やはり米産アニメは多いでしょう。

実写映画と同様に、かつては欧州産のアニメも日本に紹介されていました。

そんなアニメ映画の一つがこの「王と鳥」です。


内容は、あらすじ通り。
いわゆる追いかけっこなのですが、逃げる二人が捕まってしまうのではないかと、ハラハラします


飾られている絵画同士の恋愛というと、
虫プロの「ある街角の物語」の中のエピソードを思い出しますが、




私の持っている「王と鳥」のDVDケースの裏側には、
ジブリの高畑 勲氏の解説が入っています。

このアニメ作品に影響された「ルパン三世 カリオストロの城」では、
ルパンが真剣にというよりコミカルに動いています。