8月26日の夜の探索。
庭の外灯に蛾が来た。
ヒロバチビトガリアツバ posted by (C)独り蛾
↑ヒロバチビトガリアツバ↑
夏の終わり頃に多い蛾。
長い下唇鬚や翅の形が特徴的。
パッと見ただの薄茶色の蛾に見えるが、実はピンク色の鱗粉が散りばめられている。
次に田んぼで散歩。
Gynnidomorpha属の一種 posted by (C)独り蛾
↑Gynnidomorpha属の一種↑
この属はどの種も酷似していて、外見での同定は困難。
田んぼなど水辺を散歩しているとよく見かけるハマキガ。
体型的にヒメハマキに見えるが、ハマキガ亜科。
この他にシバツトガとヒメマダラミズメイガが大量、それに次いでオオメイガsp.とフタオビコヤガが多かった。
帰りに雑木林へ寄った。
クロスジキンノメイガ posted by (C)独り蛾
↑クロスジキンノメイガ↑
外縁が黒っぽいという特徴があるが、この個体は外縁があんまり黒くない・・・
でもネット上の写真を見ると、この個体のようなタイプもいるようだ。
こういう模様のノメイガは多いが、本種はサイズが結構大きいので一目で判る。
アワノメイガ posted by (C)独り蛾
↑アワノメイガ↑
この属も似た種が多いが、たぶんアワノメイガだと思う・・・
あちこちでよく見かける種だが、これほど鮮やかな個体は初めて見たかも(´∀`)
シロスジアオヨトウ posted by (C)独り蛾
↑シロスジアオヨトウ↑
雑木林でお馴染みのヨトウガだが、今年は撮影する機会に恵まれず、今回が今年初の撮影となった。
左側の翅の一部が切れてしまっているが、鱗粉は殆ど落ちていない。
♂の触角は繊毛状らしいが、普通に撮影するだけだと繊毛状なのかどうか分からないことが多い。
櫛歯状とかなら分かりやすいのだが、繊毛状の場合はかなりアップで撮らないといけない。
以上、8月26日でした。