5月31日、群馬県の赤城山の方へ行ってきました!!
29日、30日の近所の分は後回しにします。



朝7時30分頃、家を出発。

長い道のりを車で走り続け(父が)、11時頃にようやく山へさしかかる。

どんどん標高が上がり、靄が多くなってきた。
所々に景色を見渡せる場所があったが、靄の所為で近くの木以外何も見えない。
何も見えないって、逆に怖いね。



そして下りにさしかかったので、とりあえず車を降りて探索開始。
平地はもう葉も茂っているが、ここはまだ植物が茂っていなくてまるで早春のようだった。

あちこちで飛びまわっている黒っぽい小柄な蝶が、足元にとまった。

ミヤマセセリ posted by (C)独り蛾
↑ミヤマセセリ↑
茶色くて地味だけど、後翅の黄色い斑点が目立つ。
前翅も若干青みがかっている部分があり、蛾を常日頃から褒めている私から言わせてもらえば、十分な美麗種だと思う。



半枯れ状態のクマザサが茂る道なき道を進み、いくつかある木を丹念に見て回ると・・・

ハンノトビスジエダシャク posted by (C)独り蛾
↑ハンノトビスジエダシャク(初見)↑
山で出逢えたのですごく嬉しかったが、帰って図鑑で調べたら「普通種」とか書かれてた(´・ω・`)
まあ普通種であろうとなかろうと、嬉しかったことに違いはない。

「チビトビスジエダシャク」に似ているが、外横線前縁の進入角度と大きさが異なる。



時々中型の蝶が飛んでくるが速くてなかなか捕れず、諦めて帰ろうとしたら父がいつの間にか捕獲していた。

ヤマキマダラヒカゲ posted by (C)独り蛾
↑ヤマキマダラヒカゲ↑
写真は、放して木にとまったところを撮影。
「サトキマダラヒカゲ」とは前翅後角の紋内の黒点の有無で区別する。ヤマは黒点が無い。





その後は車で先に進み、大きな池?に出た。


大沼 posted by (C)独り蛾
↑大沼↑
名前が大沼。近くには小沼ってのがある。
ここに来るまでは人気が全然なかったのに、大沼周辺には観光客がたくさんいた。





とりあえず、高標高の山はまだ時期が早過ぎたということで、早めに切り上げて下山。

その途中・・・

コトラガ posted by (C)独り蛾
↑コトラガ(初見)↑
キタ━━(゚∀゚)━━!!
無印じゃないけど嬉しい!

黒い前翅と黄色い後翅のコントラストが良い。
翅先が丸っこいのが可愛い。





13時頃に昼食を摂り、次は「ぐんま昆虫の森」へ!!!

去年も来たがここは「里山」って感じで、虫の種類数もとても多い。
子供向けのコーナーが多いが、虫好きなら年齢問わず楽しめる!



まずはフィールドを一周することに。


フクラスズメ幼虫 posted by (C)独り蛾
↑フクラスズメの幼虫↑
で、でかい!
測ってないけど、7,8cmはあったと思う。
成虫は庭でもなじみ深い種だが、幼虫は見たことない。




コフキゾウムシ交尾 posted by (C)独り蛾
↑コフキゾウムシの交尾↑
粉を吹いたような体のゾウムシ。交尾していた。
なんかこの葉っぱ、虫からしたら凄くフカフカしてそう(笑)




オオトビモンシャチホコ幼虫 posted by (C)独り蛾
↑オオトビモンシャチホコの幼虫↑
赤と黒で、ちょっと複雑な模様をもつ幼虫。
成虫は一度だけ庭で見かけたが、幼虫はもちろん未見だった。

この木に本種がたくさんいて、この写真を撮影する時も幼虫が落ちてこないか不安だった・・・
まあシャチホコだから無毒毛虫だろうけど。





・・・他にも実にたくさんの虫や花を見かけたが、気に入ったのを全部載せてたらキリがない。
ということで、印象に残った虫を厳選しました!(その結果、蝶蛾が多くなった・・・)

明日は、ぐんま昆虫の森の蝶温室で出逢った南国蝶たちを。