話題:厨二病




糞っ!
糞っ!!!
この間違いを冒すのは何度目だ!
あの日私は誓ったのに……。

初めて出会った瞬間私はその「キャラクターの設定」に吐血した。
忘れたというのか。
あの全身をかきむしりたくなるような不快感を!
二度目だってそうだ。
「キャラクターの設定」に怖気が走り狂気に苛まれたじゃないか。
だというのに、私はまた……またっ!
何故なんだ。
二度目の間違いに気付き誓ったはずだ。
もう二度とこの作者の作品には手を出すまい、と。

だというのに、何故私はまたしても同じ間違いを冒す!
わかっているはずだろう!
お前にはこの作者の描くキャラクターが合わないってことを!
何故それを理解しない!

……わかっている。
そうだ。
手を出さずには、惹かれずには、いられないその理由。
それは……、描く絵と話の設定が私の好みだからだ!
だが、裏切られる。
ことごとく裏切られる!
知っているのに!
あぁ、何故私はもう一度だけ信じてみようなどとするのか。
信じさせずにはいられない何かを……感じてしまうからだ。
だがもうこれで終わりにしよう。
これ以上は、もう私は……裏切られたく、ないんだ。
この胸を抉る絶望感!
これ以上この絶望を味わってしまえば、私はもう立ち直れぬ深淵へと追い込まれてしまうだろう。
これ以上、誘惑しないでくれ…ミゲルよ。




絵と話の設定だけは本当に好みどすとらいくなのになー。