話題:追悼
ちょっと、皆様とは違いますが、落とします。
興味がある方は続きへどぞ。
冷たい風に、子供の笑い声を聞いた。
こんなに広い墓地なのに、澄んだ風は声を運ぶ。
「…よ。久しぶり……」
だったら。
この声も、届けてはくれないだろうか。
何処、とは言わない。
言わないけれど、届けほしい。
続かない言葉を。
紡げない思いを。
「……また、来るよ」
軽い口約束。
また、なんて何時か判らない。
ただ、口をついてでた言葉なだけの、温かみのないリップサービス。
墓地を吹き抜ける、子供の笑い声を乗せた冷たい風よ。
どうか、届けてはくれないだろうか。
かつて。此処で流された一滴の涙と、守れない口約束を。
『守れない口約束』
(そんな私を、貴方は薄情者だと言いますか…?)
あの方への追悼。
って、サイトではまだ生きてますがっ