エンゲル係数について学校で教わったことあると思いますが───。
そう、収入に対する食費の割合ですね簡単に言えば。
皆さんはいかほどの割合でしょ?(笑)
さて。
エンゲル係数とゆーものがあるならば、クルマ係数っつーのもあるだろと9年前に自転車生活を始める前に考えたことがあります。
当時オレは足代わりに軽自動車に乗ってましたがコイツに毎月いくらかかかるのか?を可能な限り細かく計算してみました。
ここでは車検が2年に一回とゆーことを踏まえて、毎月必ず出費するもの以外は24で割り算していきます。
仮に車検が12万かかるなら24で割り5千円、てな感じで。
他にも車庫代が5千円、保険代が30歳未満不担保で3.5千円。
オイル交換を年に二回、うち一回はオイルエレメント交換するんで月に換算していくら。
ガソリン代が平均して月にいくら。
タイヤも交換するやろうで、ならば月に換算。
そうそう、エアコンのクリーニングも年に一度はせないかんからなー、じゃ月にいくら。
年に一度といやあオイルのフラッシングもしとかんとエライこっちゃ。
んじゃ月にこれくらいの積み立て。
たまには高速使って遠方にも出向くから大体月にこれくらいの出費になるかなぁ…
そんなこんなを全て月に換算して一ヶ月あたりどれだけの経費がクルマにかかっているのかを計算したらば。
3.7万円になった。
これは例えば一日に8千円稼いでいたとして、約4.5日分に相当するといえる。
給与が多い月も少ない月もそんなの関係なく毎月の1日から5日の前半まではクルマの為だけに働かなくてはならないのだ。
家計の足しにしようとパートに出て10万貰ったとしてもクルマ通勤していれば実質6.3万円の収入にしかならない。
それもオレと同じ条件であればのハナシで軽自動車でなく普通車であれば保険代ももう少し高いだろうし車庫代もまだ高いかもしれない。
もしかしたら予想し得なかったトラブルがあって修理代もかかるかもしれない。
オレはこれが実にバカバカしくてキッパリとクルマを捨てて自転車生活に切り替えた訳だが、浮いたお金は好きな自転車に回したり美味しいモノを食べに行ったり服を買ったりと日常がとても有意義になった。
御承知のとおり、健康な体躯になり病気もせずムダな医療費もなくすことができた。
猛暑でも涼しいと感じることもあれば、あれだけキライだった冬でさえ暖かいこともあるなぁと肌で感じるようになり霜焼けもしなくなった。
だがこれはオレにたまたまハマッたケースで、そうとは分かっていてもクルマが無くては生活することも困難な方々もいるだろう。
それもちゃんと頭に入れて、参考までに記事にしてみました。