昨年12月、LINEで知り合った少年にふられた女子中学生がブチ切れ、仲間20人で少年ら13人を集団暴行する事件がありましたね。三鷹の女子高生もフェイスブックで知り合った男に付きまとわれて殺された。スマホ中毒という言葉がありますが、ネット社会って、果たして成熟しているのか、それとも、いびつになっているのか。この辺りはどう思われていますか?
ネットニュースの編集者 中川淳一郎氏は語る。「SNSって、いくらでも自分を格好よく見せられるんですよ。勝手にプロフィルをつくって、イケメンの写真を載っけてね。そもそも、SNS上では、自分にいいことしか書かないわけじゃないですか。三鷹の犯人は関西の有名私大の学生だと偽っていた。人間を見る目がない若者が、そういう情報を信じてしまう。ここがSNSの怖さです。LINEの事件も、知り合いの知り合いみたいな形で紹介され、電話番号とか交換し、楽しく会話しているうちに、付き合ってもらえると勘違いした。SNSというのは本来、出会うべきじゃなかった人もつなげちゃうんですよ。」
自分をいくらでも偽造出来る、恐ろしい時代になったものである。
http://www.campoarcis.net/