話題:恥ずかしい性癖
盗撮されたかも、って日記を読んで思い出したのは、中学生のときの話。
平日の昼間、学校をサボって急行で遠くに行ったんだ。
平日昼間の車内には、あまり人もいない。
電車はこのままローカルなところへと接続して、ことんことん進んでいく。
季節は春、天気もいいし……
ぼくは学ランのままだったけど、座ったままうつらうつらと眠りこけていた。
気がつくと、向かいの席には、小雪みたいなモデル風美人。
ミニスカートからは、生足のふとももがむっちり。
眠っているのか、起きているのか……ぼくが少し腰をずりさげて、チラチラ見ていたら、だんだん膝が開いてきた。
パ、パンツが見える……
と、彼女と目があった!
ヤバイ、ばれた!
ぼくは慌てて目をそらし、広告などに目を向けた。
視線を戻すと…膝は閉じてない?
それどころか、もっとぐっと開いて、腰を前に突き出しているようだ。
あいかわらず顔は伏せているけど、頬が真っ赤になってあるようにも見える。
駅に停車して、何人かがおりるけど、誰も乗ってこない。
車両の中はぼくと彼女のほかには誰もいなくなっていた。
電車は走りはじめる。
パンティは昼の光をあびて、白く光っていた。
つまり、スカートの陰には隠れていなかった、って意味だ。
ぼくが凝視していると、彼女は指先をすべらせて、パンティの表面を触りはじめた。
電車のこととんって揺れよりも早く、指先はリズミカルに動き続ける。
ぼくは痛いほど固くなったアレの位置をなおそうと、ベルトをゆるめてズボンの中に手を入れる。
すると彼女は伏せた目でチラリとぼくを見て、パンティの横から中へと指を入れはじめた。
ぼくはズボンの中でカチカチになったアレを握った。
静かな車両の中には、ぼくのベルトがカチャカチャ鳴る音と、彼女の股間がちゅくちゅく鳴る音がひびいている。
ぼくはまどろっこしくなって、ジッパーをおろしてアレを取り出す。
彼女はもう隠さずこっちを見ている。うるんだ目、困ったような眉、上気した肌。
パンティをズラして、丸見えになったあそこを、見せつけるようにして、上のふくらんだところをさわる。
アレをこするぼくの手が早くなる。互いの体を見ながら、どんどん興奮が増してくる。
彼女の体がぴくんとはねて、腰がシートから浮く。
爪先立ちになった彼女は、息をつきながら、ぼくを見る。
ぼくは、彼女と目があった瞬間、どくんどくんと射精した。
腰が全部吸い取られるみたいな、長い長い射精だった。
精液は弧をえがいて、床に飛んでいった。
脱力していると、電車はゆっくり速度を落としはじめた。
駅が近づいてきたんだ。
ぼくはあわてて、アレをしまった。
電車が駅に停まる。小さな駅舎があるだけの、屋根もないような駅だ。
彼女は立ち上がると、こっちを見ないで駆け降りていった。
ぼくはそれを見送った。
まだ子供だったぼくには、追いかけることができなかった。
ドアが閉まり、電車は走り出す。
彼女が遠ざかる、一度も振り向かないまま、駅は視界の端から消えた。
彼女だって、ぼくが子供だったから、普段ならできないようなことができたのかもしれない。
ぼくは窓を開けて、春の風と光をあびた。
終点までつく頃には、精液は乾いていた。
スポーツ部の少女たち、といっても同じ年頃の娘たちが乗り込んでくる。乾いた精液の上を踏み荒らすように歩く。
痕跡は消える。
折り返しの途中で、彼女の姿を探す。さっきとはまるで違う、騒がしい電車に、彼女はいない。
ぼくはまた、寝たふりをした。
想像して赤面していまいました(〃´`〃)
もっといろいろしてほしいなあ。