書くか迷ったけど、やっぱり
わたしは自分の気持ちを
今日のこの決意を忘れては
いけない、と思ったので
書き残すことにしましたの。


前からずっと仲のいい先輩に
言われた。

「 なんとなくでいい。
 明確な理由なんてなくてもいい。
 居心地がいい。
 そんな曖昧なものでいい、
 そんな想われ方でいいから。
 
 だから、俺と付き合ってください
 隣にいてください。」

ビックリした。
こんなに想われてたこと、
知らなかったから。

平との今後のこと、
悩んでた時期だったから
正直に言うと、揺らいだ。

でも、やっぱりわたしは
平を支えたかった。
平の隣にいたかった。

先輩がわたしに言ってくれたこと、
わたしは平にそう想って欲しかった。

わたしが平の隣にいる意味に
理由なんて必要ないよね。

『好き』

わたしはわたしの気持ちを信じたよ。


昨日、先輩にはお断りの返事を。
「やっぱり敵わなかったか」
って笑って言う先輩。

本当に器の大きな人だなあ。

「またエイヒレ食べに行こうな!
 おごるよ!」

わたしの大好物、覚えてくれてるんだ。

なんて、ちょっとビックリしながら、
わたしたちは仲のよい
先輩と後輩の関係のまま
これからも仲良くしていくことにしたよ。


知らなくていいこと、
言わなくてもいいこと

わたしはあるって思ってる。
それは隠しごとではなくて。


だから、今回のことは平には
言うつもりはないのです。



告白されました。

クラップありがとうございました^^