2015年振り返りそのAは「今年ハマったアニメ」です!
※今年放送されたアニメのネタバレが含まれます
と言っても、実はリアルタイムでちゃんと全話見たのは2作品だけなんですよね。
1つ目は「蒼穹のファフナーEXODUS」。
11年前に第一期の23話を見てからずっと追いかけている作品であり、今では私が毎年ライブに参戦しているangelaを知るきっかけとなった作品で、思い入れは他の作品とは群を抜いています。
二期決定からなかなかアニメ放送が始まらなくてもう心配でしたよね。
「え…?二期やるやる詐欺だったの…?」とつい思ってしまいました(汗)
今年の1月についに放送が開始された途端
「君がこれを聞くとき、僕はもうこの世にはいないだろう」
>>>最初から死亡フラグ<<<
一騎と総士が11年かけて和解して(作品内で実際に経っている時間は4年)冗談を言って笑いあったりしてるのに死亡フラグを立てさせるなんて鬼畜過ぎるぜスタッフ…!と思いました。
1話1話語ると長くなるのでキャラ事に感想を纏めたいと思います。
(長さの都合上竜宮島のパイロット+αのみとなってます)
■彗、零央、美三香
一番フェストゥムとの戦闘が激化したEXODUSで最後まで生き抜いてくれてありがとう。
美三香が黒球になった時の零央を見るのがとても辛かったので戻ってきてくれて本当に良かったです。
彗は、前半で一人でご飯を食べているシーンに衝撃を受けました。一期や劇場版ではどの家でも家族でご飯を食べるシーンが多かったので余計に、ですね。
でも、カノンが未来を変えてくれたことでお母さんと和解して、一緒にご飯を食べるようになって、普通の家族と同じ会話をするようになって。
自分のように嬉しかったです。
彗、里奈を支えるのはお前だ!男を見せろよ!
■広登
彼の途中退場は本当にショックでした…
劇場版のラストのシーンで人類軍が落とした爆弾から島を守って傷ついたフェストゥムに何も出来ない無力さを悔やむシーンが強く印象に残っていまして、EXODUSでも「まだ俺たちは解り合えないのか、フェストゥム…」の台詞に劇場版から繋がっていることが嬉しかったです。
最後までフェストゥムとも人類軍とも解り合えると信じて戦い続けた広登。凄くカッコよかったよ。
2代目ゴウバイン、お疲れ様。
■暉、里奈
劇場版から凄く会話が増えて感動しました。
暉が強気に真矢にアタックしたり一騎に対抗心を燃やしたり、沢山の感情が出せるようになって嬉しかったです。
広登がいなくなってからの暉が心が心配で心配で。
里奈も新同化現象による強力な眠気と戦って。
少しずつ心を開いていたオルターさんも自分たちを守るために散ってしまって、暉の心が壊れかけていた時に里奈が来るシーンは心底ホッとしました。
でも、24話でバスのシーンになった途端、全てを察して涙が止まりせんでした。
「本当は分かってたんだ…お前がもういないって」からの「よく頑張ったな」って広登が頭を撫でてくれるシーンに…辛い…
25話の冒頭シーンもね…里奈…第四次蒼穹作戦の時の姿にね…暉がいないことに強がってるようにしか見えなくて…
これからは彗に支えて貰ってね…
暉カレー、私も食べてみたいです。
■芹、織姫
ずっと乙姫ちゃんだと思って毎日ずっと語りかけてた相手が違う人物だった事、びっくりですよね。
織姫ちゃんは冷めた態度が多かったですが、それは島のコアとして弱いところをフェストゥムに悟られない為だったんですよね。
6話で小さな声で「会いたかった」と呟いた所で「ああ、織姫ちゃんは芹の事が大好きなんだかあ」と察しました。
突き放すような言い方が多いですが、新同化現象で自分で食事すらとれなくなった芹にご飯を食べさせたり、祭に連れていったり。
最終回もね、広登がもういないと分かって心の拠り所が織姫ちゃんしかいなくなった芹が島を、織姫ちゃんを守るために一人でアルタイルに立ち向かうシーンも号泣しました。
最後の最後に「芹ちゃん」は卑怯でした。
島が目覚めた未来で再会できますように…
■剣司、咲良
二人は未来で結婚するんだろうなと思ってましたが、あのタイミングでするとは思ってませんでしたのでびっくりしました。
戦闘の旅に咲良がピンチになって、その度に一期の21話が頭をよぎりましたが、最後まで生き残ってくれて本当に良かったです。
剣司の一期からの外見も性格もイケメンへの成長っぷりに、これは惚れる(笑)
■甲洋
ブログで1月くらいに「名前だけでも出てほしい」と呟いてたらまさかの竜宮島に帰ってきて、泣きました…
一期の頃より感情の起伏がなくなってしまいましたが、また動いて喋ってくれて嬉しかったです。
甲洋がドックに降りた時にショコラが真っ先に走り寄ってきたことに感動しました。
一緒にいた時間より離れていた時間の方が圧倒的に長かったのに甲洋のことをちゃんと覚えていたショコラ、ありがとう…
■カノン
私、カノンは最後まで生き残ると思っていました。
17話、魂になるまで未来と戦い続けて。一騎と一緒にいられる未来より島が生き残る未来を選んで。
新同化現象緩和の糸口が見つかって、鏑木家の仲が元に戻って。フェストゥムが島を探知していた方法を発見して。
カノンのお陰でたくさんの希望が実現して。
最期に一騎の幻が差し伸べた手をとらなかったのは相当な葛藤があったハズなのに。
最後の最後にカノンの素直な気持ちが聞けて、涙が止まりませんでした…。
島の未来を選んでくれてありがとう、カノン。あなたも立派な竜宮島の家族だよ。
■真矢
EXODUSを通して一番変わったのではないかと思います。
一騎を守るためにずっとファフナーに乗り続けて。一騎を守るために人を撃って。
彼女は本当に強いなと思います。
どんなに辛い最後だろうと真矢は最後まで生き残ると思っていたので、これからも強く生きて欲しいです。
でも、一騎の代わりに全部を背負わなくていいんだよ。弱音を吐いたっていいんだよ。もっと年相応になっていいんだよ。
真矢がまた無邪気に笑える日が来ますように。
■一騎、総士
1話でほぼ分かっていましたが、ひたすら最後まで生きてほしいと思っていました。
生きてほしいからファフナーに乗ってほしくなかったですし、でも二人がいないと乗り切れない戦闘がたくさんあって。
戦闘の間にある些細な会話が全部愛しくて。
総士は1度還ってしまいましたが、2人が笑い合う未来に辿り着くことを信じてる。
本当にお疲れ様。
ファフナーがあったからangelaを知って。
ファフナーがあったからたくさんのファンの方と繋がれて。
この作品を追いかけ続けて本当に良かったです。
「蒼穹のファフナー」に関わった全ての方々に、ありがとう!!!