話題:アイドルマスター
グリP「前回までのあらすじ…。大雪により帰路を絶たれた765プロ所属アイドルたち50名+2名(俺と事務員の音無さんだ)。
急遽みんなで劇場に泊まることになったのだが、ふとしたことでアイドルの一人、環がいなくなってしまった。
必死の捜索でトイレに閉じ込められていた環を救出し、一件落着。
しかし、これはまだこの先起こる出来事の序章でしかなかった……」
奈緒「さっきから何一人でブツブツ言うてるん
」
グリP「ただの一人言だ、気にするな」
真「でも、環が無事に見つかって本当に良かったよ」
環「心配かけてごめんなさい…」
海美「わたしも、もっとちゃんと最初から探してたら、こんな大事には…」
莉緒「二人とも、そんなに気にしないで。誰かが困っていたらみんなで助ける。それがわたくしたち、765プロの仲間でしょ
」
エレナ「ワンフォーオール、オールフォーワンてやつだネ」
のり子「仲間というか、響ちゃん風に言えば家族よね」
瑞希「では、最年長の音無さんがお母さんで、唯一の男性であるプロデューサーがお父さんということで」
グリP・小鳥『えっ
』
やよい「うわ〜、うちより多い大家族ですね」
歩「いや、プロデューサーは長男じゃない
父親役は社長とか」
グリP「いや、そういうことじゃなくてさ
」
奈緒「1男50女ってどんな家族やねん」
亜美「いやいや、ここはそういう設定より、兄ちゃ…もとい長男のお嫁さん候補として集められた美女たちという方向に」
真美「いやいや、もしくはこの中に一人昔生き別れになった実の妹がいるという方向に」
亜美「そこから始まる禁断のラブストーリー
」
真美「いや〜ん
」
グリP「お前らな…」
小鳥「…アリね」
亜利沙「アリですね」
グリP「………ハァ
」
春香「それでは、全員揃ったところで、ご飯にしましょう」
昴「うわっ、おかずが皿に山盛りにされてる」
春香「人数が多いからバイキングにしてみました」
伊織「それにしても、よくこれだけの量作れたわね」
響「美奈子が『これだけ多いと作りがいがあります』って張り切っちゃって」
美奈子「まだまだ沢山ありますから、おかわり欲しい人は言ってくださいね」
貴音「それは真ですか
」
伊織「……足りるかしら
」
響「多分……」
このみ「貴音ちゃんの限界…見てみたいけど」
茜「今ここでやられたら茜ちゃんたちの分、絶対なくなるよ
」
まつり「立食パーティーみたいなのです
」
恵美「どれも美味しそうだなぁ。あれもいいなぁ…あ、こっちのも…」
亜美「お皿と箸はここにあるからね〜」
真美「紙コップはここにあるから、他に飲みたい物あったら各自でよろよろ〜」
ジュリア「お茶にジュースに、他に何があるんだ
」
亜美「劇場の自販機」
ジュリア「あ、なるほど」
春香「それでは皆さん」
『いただきまーす』
\ア、コレオイシー/
\コッチモイケル/
\オカワリヲ/
\ハヤッ/
律子「さすがにこれだけいると壮観ですね」
グリP「仕事以外で全員揃うこととかなかなか無いからな。理由はともかく、いい思い出にはなるんじゃないか
」
律子「大雪のおかげ、ですか
」
グリP「明日以降のスケジュール調整とかは大変だろうからなぁ…。休める時に休んで、それに楽しまないとな」
小鳥「う〜ん、これでお酒があれば最高なんですけどねぇ」
律子「ここ職場なんですけど…」
あずさ「バーカウンターとか欲しいですね」
律子「あずささんまで
」
このみ「日本酒…熱燗…最高ね」
律子「あぁもぅこの人たちは…」
莉緒「美奈子ちゃん、さすがにお酒は無いわよね
」
グリP「訊くんですか…」
美奈子「お酒ですか
お正月用に買ったのでしたら多少残ってますけど」
こ・小・あ・莉『
』
グリP「あ、これ危ないパターンだ…」
律子「プロデューサー、あとはお願いしますね」
グリP「ええぇぇ…
」