話題:アイドルマスター
亜利沙「…オハヨウゴザイマス。現在、朝6:00です。昨日の大雪で、外は一面銀世界です。とても東京の景色とは思えません」
亜美「眠い…」
真美「寒い…」
亜利沙「2人共、テンション低いですよ」
亜美「面白そうだからって簡単にアシスタント引き受けたことをちょっと後悔してるよ…」
真美「うん…せっかくの日曜なのに朝早いし、寒いし、眠いし…」
亜利沙「一度はやってみたい企画を実行できるまたとないチャンスなんですよ
これでテンション上がらないわけが」
真美「ありさっち、声大きい
」
亜利沙「」ハッ
亜美「んもぅ…ありさっちのアイドル好きにも困ったものだよ」
真美「それで、ありさっち。具体的に何するの
」
亜利沙「ズバリ『765プロアイドル寝起きドッキリ』です
」
亜美「そ、それはまさか…
」
真美「伝説のアイドル企画…
」
亜利沙「普段は見ることのできないアイドルちゃん達の寝姿&寝起き姿をバッチリカメラに抑えるのです
」
真美「でも大丈夫なの
兄ちゃんとかに見つかったら…」
亜利沙「あ、これは亜利沙の完全プライベート企画なので問題ないです」
亜美「完全プライベート…
」
真美「身内のあられもない姿を私物化だと…
」
亜利沙「これも一つの思い出です。女子高の修学旅行とかなら普通です」
亜美「そうなのかな…
」
真美「よく知んないけど、ありさっちが暴走気味なのは間違いないよ…」
亜美「ヤバくなったら全部ありさっちのせいにしちゃいますか
」
真美「それもちかたないね…」
亜利沙「それでは双海レポーター、お願いします」
亜美「え、亜美たちがやるの
」
亜利沙「亜利沙はカメラマンですから
。アイドルの皆さんが起きないようドアの開閉などに気をつけてくださいね」
真美「アシスタントどころかメインじゃん
」
亜利沙「早くしないとみんな起き出してしまいます
急ぐのです
」
亜美・真美「は〜い…」
亜美「…さて、最初はこの部屋かな
」
真美「ここには、はるるんと千早お姉ちゃんと、可奈っちとしほりんがいるね」
亜美「…それでは、これより突入します」
真美「トラップに注意せよ、亜美隊員…」
亜美「ラジャー…
」
亜利沙(なんだかんだ言ってもノリノリですね
)
(カチャッ…)
亜美「……異常なし」
真美「…内部の様子はどうだ
」
亜美「……」ソォ〜ッ
春香「…zzZ」
千早「…zzZ」
可奈「く〜…zzZ」
志保「す〜…zzZ」
亜美「……………」
真美「……亜美
」
亜美「…ヤバイ…コレヤバイヨ…
」
真美「な、なにが
」
亜美「見ればわかるよ…
」
真美「……」ソォ〜ッ
春香「く〜…zzZ」
千早「す〜…zzZ」
可奈「…zzZ」
志保「…zzZ」
真美「……天国はここにあったのか…
」
亜利沙「わかりましたか
この企画の素晴らしが
」
亜美「なにこのドキドキとワクワク
めっちゃ楽しいよ
」
真美「普段悪戯してる時とは違う何かがあるよ
」
亜美「よく考えると、ミキミキ以外寝てるとこって殆ど見たことないよね
」
真美「これは貴重だよ
永久保存版だよ
」
亜利沙「あまり長居はできません。まだまだアイドルちゃんは沢山いるのですから。それでは早速」
育「おはようございます」
亜美・真美・亜利沙「…
」ビクゥッ
亜利沙「い、育ちゃん
な、なぜ…
」
亜美「お、おっはー育…早起きだね…
」
※中谷育(10)…特技・早起き(公式)
育「枕が違うせいか、いつもより早く目が覚めちゃって。何してるんですか
」
真美「え、え〜と…撮影、かな
」
志保「何の撮影ですか
」
亜利沙「ア、アイドル寝起きドッキリの撮……え…い…」
志保「………」
真美「し、しほりん…
」
可奈「ん〜…なに〜…
」
春香「ふぁぁ〜…あれ
亜美
真美
…と、亜利沙ちゃん
」
千早「…ん…春香…
」
真美「み、みんな起きちゃった
」
志保「これだけ近くで騒がれれば誰だって起きます」
亜美「ちょっと興奮し過ぎた…
」
亜利沙「第一歩目にして企画失敗…
」