話題:アイドルマスター
グリP「ただいま戻りました」
あずさ「お帰りなさい」
あずさ「ただいま」
あずさ「なんか変な感じですね。自分にお帰りを言うなんて」
あずさ「うふふ、本当ね」
グリP「音無さん、何か変わったことはありませんでしたか」
小鳥「いえ、とくには。ただ…」
グリP「ただ」
〜〜〜〜〜
千早「あ〜〜」
奈緒「イタタタタ可奈押しすぎ」
可奈「あ、ごめん」
真「杏奈、ちょっと遅れてるよ。そこのステップはね…」
杏奈「…うん、わかった。もう一回…やってみる」
グリP「…みんなが自主練に励んでる…」
あずさ「あらあら、みんな熱心ね」
グリP「レッスン時間はとうに過ぎてるのに」
あずさ「わたしが知ってるみんなのことを話したから、触発されちゃったみたいなんです」
小鳥「プロデューサーさんが出掛けた後、どうしても気になって、あずささんにいろいろ質問したんです。そしたら、向こうの765プロのみんなが凄くて」
あずさ「凄い、というのは」
小鳥「向こうの765プロ、所属アイドルが13人しかいないそうです」
グリP「13人」
小鳥「しかも、律子さんは竜宮小町というユニットを立ち上げて、プロデューサー兼アイドルとして活動しているそうです」
あずさ「律子さんがプロデューサーに」
グリP「そういえば、律子って元々そういう方面で活動したいって言ってたっけ。今でもそういう勉強してるみたいだし」
あずさ「ちなみに、竜宮小町はわたしと伊織ちゃん、亜美ちゃんのユニットなんです」
グリP「マジですかやるなぁ、向こうの律子…」
小鳥「凄いのはそれだけじゃないんです。なんと、ついこの前アリーナライブまで開催したんだそうです」
グリP「アリーナライブアリーナって、あのアリーナですか」
あずさ「その時、可奈ちゃんや志保ちゃん達…こちらでは765プロの正式アイドルみたいですが、まだ候補生ながら、バックダンサーとして頑張ってくれたんですよ」
グリP「可奈たちがバックダンサー…。なるほど、それで向こうの自分に負けてられないと」
あずさ「みんなやる気満々ですね」
グリP「うぅむ、こりゃ俺も向こうの自分に負けてられないな。しかし、アリーナライブなんてデカい仕事を決めてくるなんて、さすがは俺」
あずさ「あの、そのことなんですけど…」
グリP「はい」
あずさ「えぇと、あなたは765プロのプロデューサーさん、なんですよね」
グリP「そうですけど…」
あずさ「わたしの知っているプロデューサーさんとは、どうも違う人なので…」
グリP「えぇそっちのプロデューサーって俺じゃないんですか」
あずさ「携帯に画像が……この人が、わたしのプロデューサーさん。赤羽根さんというのですが」
あずさ「あら、格好いい人ですね」
小鳥「やっぱりあずささんもそう思います眼鏡の似合うイケメンさんですよね」
グリP「マジか…俺じゃないんだ…」
あずさ「というか、この人素顔ですね」
あずさ「えぇ。なので、最初にこの人…プロデューサーさんを見た時、誰なのかしらと思って…。というか、その被り物は一体…」
グリP「え、プロデューサーの証のPヘッドですけど」
あずさ「…こちらではこれが普通なんですか」
あずさ「いいえ、これを着けているのはうちのプロデューサーさんだけです」
グリP「え、これ普通じゃないんですか」
小鳥「今更ですか…」