話題:小さな幸せ

昨日、出張に行っていた恋人が二週間ぶりに二人で住む部屋に帰ってきた。
実はブログ書いていたのに、寝落ちして、朝起きたらきれいさっぱり消えててかなりショックでした。感動薄れてますけど、そのときのことを書きたいと思います。うん。

まずね、17時半頃に玄関のドアの鍵が開く音がして、「ただいま〜」ってみやくんが帰ってきました。思いのほか元気な声に安心しつつお出迎え。ぱあ、と輝く笑顔で両手を広げながら走ってくるみやくんをさくっと避けて「おかえり〜」と僕なりのお出迎えをしてあげました!!

風呂を沸かしておいたので、荷物を受け取って、先に入ってもらっている間にカレーをあっためる。ご飯は前もってタイマーで炊いておいたので万事オーケー。なんだろう、この溢れ出る新妻感、新婚感!!※テンションがおかしくなってました※一緒に暮らし始めて二年経つけど、新鮮さがあるなあとしみじみ。

風呂から出てきたみやくんが、お玉でカレーを混ぜてる僕を見て「なんか、新婚感ある」ってお互い二週間ぐらいしか会ってないだけなのに思うことは同じ(笑)「やだ、じろじろ見ないでよ(棒)」「爆笑」

そのあとは僕が作った手作りのカレー(すごい普通の面白みのないカレー)を一緒に食べて、みやくんは普通のカレーなのにやたら喜んでくれた。隠し味にコーヒー入れたって言ったら褒めてくれて、なんかいろいろばかになってるなって心配になりました。そのあとは久しぶりにゆっくり話をして、二週間ぶん取り戻した感じがしましたね。みやくんは出張中ホテルで忘年会用に恋ダンスを同僚と練習してたらしい。楽しそうでよかったね!!僕はしくしくかなしみに暮れていたというのに……!

落ち着いてきたころ、突然「ん」と伸びてきた手に首をかしげる僕。
「握手やったら大丈夫やろ?」
僕は人の体温とか、触れ合いが苦手で、手を繋いだり抱きしめあったりするのも得意じゃないからみやくんとの関係はずっとプラトニック。
「まあ、うん」
とりあえず差し出された手を握手の要領で握るとぎゅうぎゅう力を込めて握られた。
「……ただいま」
たぶん、これはハグの代わりだ。
「ん、おかえり。お疲れさん」
強く握り返す手にへにゃあって笑ったみやくんは、握手したままテーブルへ突っ伏した。その姿を見て僕も思わず笑ってしまった。
彼がいない間、その大切さだったり、好きな気持ちを改めて思い知ったわけだけど、やっぱり僕はなにひとつ言えなかった。
「さみしかった?」
「ひとりでめっちゃ快適やった」
昔から可愛げのないことしか言えない僕ですが、
「でも、ひとりやとやっぱりつまらん」
これだけ言えただけでも進歩じゃないか?(笑)
と思うわけですよ。
「あー!!!なんかこう抱きつぶしたい気分!!」
「や、やめろよ!!きしょくわるい!」

はい、これが僕の小さな幸せです(笑)
ああ、つらいだけじゃなくて、楽しいな。

追記は拍手のお返事です
拍手ありがとうございます!